ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

怪我してみて、はじめて大切さに気づく

右指の親指を怪我しました。
怪我をしてみると、
親指って、けっこう使っているんだなあって分かります。

私は右利きなので、
何をするにも、右手を使う。
親指を怪我したといっても、
手には、あと4本も指が有るんだから、
大丈夫って思ってたんです。
でも、実際は、
モノを持つときも、
親指を添えないと、力が入らないし、
文字を書く時も、
親指を添えられないと、
すごく書きづらい。

いやあ、本当に不自由。
切り傷なので、
完治するまで、触れるたびに痛くて、
血が止まった後も、
指サックをして、痛みを和らげています。

身体って、
元気な時は、
必要さを忘れてしまっているけど、
どこもかしこも必要なんだなって思います。

親指1本を怪我しただけで、
何をするのも、
どうにも上手くいかない感じなんです。
身体って、不要なパーツ 無いんだなあ。

だから、
その部分が大きくなればなるほど、
動きは不自由になるんだろう。

パラリンピックなどで、
最近は、知る機会が多くなったけれど、
まだまだすべてがバリアフリーではないだろう。

私が生活しているエリアも、
ちょっとした段差をはじめ、
階段しか上に上がる方法が無い建物がほとんどだ。

最寄駅から家までの道のりも、
点字ブロックなど、どこにも無く、
視力が低い人たちは、
交差路は、何を目印に立ち止まったり、渡ったりするんだろう。

以前、聞いた話だけど、
聴力が低い人は、
電車の緊急停止時の放送が聞こえないので、
車内の人たちが騒いでいる時、状況が分からずに、
すごく不安になるらしい。

歩くことが出来、
見ることが出来、
聞くことが出来、
そういう自分には、気づかない不安なことが、
世の中には、いっぱいあるんだろう。

気づかないなら、
知ろうとしなければいけない。

私は、何歳まで生きられるか分からないけれど、
年を取ると、
身体のあちこちが、不自由になってくる。
その時に、
自分が行動できるために、何が必要なのか。
決して他人ごとでは無いな。