ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

馬鹿にも分かるように話してほしい

優秀な人は、
自分が他人より優れていることを、
気づいていないのかもしれない。

そんな風に、
会社の新社長を見ていて思う。

優秀な人が、
自分が他人より優れていることを知らないと、
自分は普通だと思っているから、
周りの人を、
「普通」ではなく、「劣っている」と思うみたい。

だから、
「なぜ出来ないの?」
「なぜ分からないの?」
という言い方をすることが多い。

そりゃ、そうだろうなあ。
自分が、何の苦労も無く、
何でも出来ちゃうわけで、
それを、普通の事だと思ってる。
当然、
自分以外の人も、出来んだと思ってる。
だから、
自分と同じように出来ないと、
その事が理解出来なくて、
「さぼってる」とか「無能」だと思うみたい。

あと、
これは、優秀だからなのかどうか分からないけど、
他人に話す時、
あちこちを省略して話すことが多い。
自分の頭の中にあることを、
他人も察したり、想像して当然って思うのかな。

だから、
「これ」とか「あれ」とかいう
表現が多いし、
それで、分からなかったり、誤解したりすると、
「人の話を聞いてない」って、
怒ったりするんだよね。

こちらからすれば、
もう少し、分かるように言ってくれれば良いのに
って思う。
でも、
向こうにすれば、
「これ」とか「あれ」で、
分からない方が悪いってことになるみたい。

自分は、
1を聞けば10が分かるから、
他人にも、それを求めるんだろうな。
でも、
私は、察しが良い方では無いから、
そんな、早押しクイズみたいな芸当は出来ない。

せめて、1から7くらいまでは聞かせてもらえないと、
返事が出来ない。

今日も、
指示された文章には書いていない事を、
分かって当然みたいな言い方をされたので、
思わず、
「あなたは優秀だから、
 理解出来ない私の馬鹿さに腹が立つのかもしれないけど、
 馬鹿な私にでも、分かるように言ってください。
 自分の言う事が理解出来ない馬鹿は、
 理解出来ないという態度をされるのは、つらいです
と言ってしまったよ。

すると、
「つまり、私はアインシュタインで、
 あなたは一般人ってことか」
って言うから、
「そうです。
 でも、アインシュタインは、
 相対性理論が理解出来ないからって、
 なんでだ? 人の話を聞いてないのか?
 なんて言わないと思います」
と言い返しておきました。

これで、
少しでも、相手に分かるような
話し方になってくれると良いんだけど。

まあ、
「類は友を呼ぶ」って言葉もあるからね。
知能指数が近い人同士で、
一緒にいる方が、
トラブルは少ないのかもしれないな。

きっと、
新社長と私は、
そもそも住む世界が違うのに、
働いている場所が一緒なのが、
問題なんだろうな。