人には相性とか、力関係と言うのが、
あるなあと、
しょっちゅう思う。
同じことを言ったり、したりしても、
相手によって、
受け入れて貰えたり、
逆に、怒らせてしまったりする。
自分をかばうわけではないけれど、
こちら側は、
おそらく何も変わっていない。
相手が違うだけで、
結果が全然違ってしまう。
日ごろから、
人の数だけ、
気持ちや考えがあるんだから、
皆 違って当然だと思っている。
そういう風に思えるようになってから、
他人の言動に対して、
理解出来なかったり、
負の感情が動かされたとしても、
「自分とは違うんだから、仕方ない」
と、
受け入れられるようになった。
世の中には、
動物や植物、その他にも微生物レベルまで、
いろんなモノが存在している。
それぞれ、似ている部分があったりはするけど、
それでも、
全く同じでは無い。
それぞれ違うから、
凹凸みたいに、
上手い事、やっていけてるんだと思う。
と、
私は思っているんだけど、
私の周りには、
けっしてそういう風には思わない人も、
確かにいる。
そういう人のそばにいて、
その人が思っていることとは、
違う事を、
したり、考えたりする私に対して、
「なぜ？ どういうこと？」
と、拒絶や排除反応をされることもある。
私の様なアジア人は、
アメリカでは、「ヘイトクライム」という、
暴力的な差別を受けるらしい。
そんな日本人も、
ほんの少し前まで、
韓国や台湾出身で、日本で暮らす人たちに、
ひどい差別をしてきた。
差別って、
何なんだろうね。
人間は、
頭が悪いのか、想像力が足りないのか、
自分と違うものを、
理解したり、受け入れることが出来ない時が
あるらしい。
理解出来ないから、
恐怖を感じて、
自分の世界から、消し去ろうとするんだろう。
ちょっと話が大きくなったけど、
私の場合、
会社で、
周りの人たちの言動が、
理解出来ない事があったり、
逆に、私の言動を理解してもらえないことがある。
そういう時、
「ああ、説明が足りなかったかな？」
「ああ、私とは考え方が違うんだな」
と、思うように、私は心がけている。
責められたり、けなされても、
反省すべき点は、反省するけど、
必要以上に落ち込まないようにしている。
だって、
違って当たり前なんだから。
最初から、すべて分かり合えるなんて、
逆に、奇跡だよ。
いろいろ言われても、
恥ずべき事をしていない時は、
気にしない。
そうでないと、明日も頑張ろうって思えないからね。
