来年春卒業予定の、
新卒大学生の就職活動が解禁になったらしいです。
ウイルス感染の影響を受けているのかと思いきや、
採用枠が拡大しているのか、
『売り手市場』らしいです。
優秀な学生さんだと、
もうすでに内定をもらっているのが
13%くらいらしい。
卒業学年に進級する前に、
すでに就職先が決まっているなんて、
就職氷河期を経験したおばちゃんからすると、
うらやましいを通り越して、
違いすぎて、ちょっと分からないって感じ。
職種によって、
勤務する人の年齢層は違うんだろうけど、
若い世代がいるっていうのは、
企業にとっても、
未来があるって感じがして、
やっぱり良いよね。
私の勤める会社は、
社員が3人しかいないから、
今後、
若い世代に来てもらわないと、
未来は無いよなあ。
でも、
少人数の会社だと、
若い世代を迎え入れる余裕が、
金銭的にも、時間的にも、
少ないんだよね。
日々の業務をこなすことに精一杯で、
人を育てる時間を取ることが、
なかなか難しい。
かと言って、
今どき
「先輩の姿を見て、仕事を覚えろ」
なんて、
時代錯誤的な事を言ったら、
すぐに辞めちゃうだろうな。
詳細まで分かりやすいマニュアルと、
マンツーマンの指導、
それぐらいしないと、
『売り手市場』の今、
新しい人材なんて、手に入りませんな。
なんだか、
今、現場はとても忙しいらしく、
今月だけ、ヘルプを呼ぶそうです。
このヘルプさん、
「仕事の納期は守るけれど、
どういうスケジュールで働くかは、
こっちの自由にさせてもらう」
とおっしゃってるそうです。
つまり、
今日来るのか、来ないのかは、
その日の終業時にならなきゃ分からないって事。
しかも、
「平日じゃなくて、土日に仕事したい」
なんてことも言ってるそう。
となると、
社員側は、土日に付き合って仕事をしないといけないってこと。
う~ん。
頼んで来てもらうという、
弱い立場だから、
文句は言えない。
まあ、
納期さえ守ってくれれば、
仕事配分は、構わないっちゃあ構わないか。
後は、
報酬をどうするかを話し合うみたい。
いくら払うのか、
どういう形で払うのか。
ただ、
このヘルプさん。
お父さんの残した不動産収入があるとかで、
金銭面での要求は、
あんまり無い人なんだよね。
感染対策の自粛やら、
その影響での不景気やら、
いろんなものの値上げやら、
一般の人は、なかなか苦しい状況だとは思うけど、
持ってる人は持ってるんだなあ。
つまり、
ヘルプさんは、
お金儲けの為ではなく、
暇つぶし、趣味の一環で、
仕事しに来るわけ。
これは、
手強そうです。