東北で地震があって、
東京では停電が起こったとニュースで知った。
最初は、
東北で起こった地震で、
どうして、東京が停電したんだ?
と不思議だったけど、
東北と東京の送配電網がつながってて、
安全システムが、東北地方の供給不足を察知して、
意図的に、電力需要が多い東京の供給量を調整したかららしい。
こういう調整が間に合わないと、
『ブラックアウト』という状態になって、
復旧に数日掛かるんだって。
そんな事情があるとは言っても、
210万戸が停電したそうなので、
夜中の停電はびっくりしただろうし、
不便だっただろうなあ。
一方、東北では、
送電線が切断されて、
16万戸が停電したらしい。
私も数日間の停電を経験したことがあるけど、
本当に不便だった。
私の家は、
オール電化なので、
停電すると、
ほとんどの事が出来なくなる。
まず、
日が暮れると、
慣れた家の中でさえ、
歩き回ることが、なかなか出来ない。
次に、
温かいものを口にすることが出来ない。
お湯を沸かすことも、
電子レンジで温めることも出来なくなる。
逆に、
冷蔵庫や冷凍庫も使えないので、
生ものや冷凍食品を保管することも出来ない。
お風呂のお湯を沸かすことも、
トイレの水を流すことも、
汚れ物を洗濯することも、
とたんに出来なくなる。
断水はしなかったので、
バケツに水を汲んで、
トイレの水を流すことは出来た。
洗濯も、
下着や薄手のものなら、
手洗いすることも出来た。
冷房や暖房ももちろん使えない。
私が停電を経験したのは秋だったので、
気候的に、電気が無くても体調が悪くなることは無かった。
洗濯物も、
汗をかくような季節では無かったおかげで、
衛生的に問題が出るような事もなかった。
ただ、
常温以下の食べ物しか、食べられないのは、
ちょっと寂しかった。
我が家は、
カセットコンロも、
灯油ストーブも使っていないから、
お湯を沸かす手段が無かったんだよね。
停電を経験して、
カセットコンロは持っておくべきだなと思った。
秋でも、
温かい飲み物が恋しくなったから、
寒い冬だったら、温かさはきっと必要だと思う。
今回、
地震の震源地とは違う地域で停電したことを知って、
ますます電気の対策は必要だと思った。
今は、
ポータブル電源とソーラーパネル。
太陽光を利用する灯り。
カセットコンロ。
こういうのを用意している。
最近だと、
電気自動車は、
いざという時、蓄電池として利用出来る
なんて話もあるけど、
これは、
すぐにってわけにはいかないなあ。
でも、
今回の事で、
東京に住む人たちは、
きっと電気対策を考え始めたんじゃないかな。
天災だけでなく、
ロシアのウクライナ侵攻のように、
日本の発電所が、
他の国に占拠されて、
電力を奪わられる可能性だってある。
自分の身は、
自分で守るしかない。
そのうち、
一家に一台 核シェルターなんて事に
ならないと良いんだけど。