ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

頭が悪くて良かったかも

以前、社長に「頭が悪い」と言われた。
言われた時は、
やっぱり、ちょっと残念だったけど、
時間が経つにつれて、
開き直ったと言うか、
どうせ、頭が悪いと思われてるんだから、
失敗したって、間違ったって、
評価は下がらないから、気が楽だと思えるようになった。

そしたら、
新しい事をするのも、怖くなくなったし、
失敗を気にしないから、
毎日楽しくて仕方ない。

もちろん、
仕事だから、失敗はしない事が大前提だけど、
それでも、
人間だから、
『絶対』とか『100%』は無い。

そういう時、
最初から評価が低い私みたいな人間は、
「またか・・・」
と思われるだけで済むけど、
評価が高い人だと、
「まさか・・・」
と思われて、
ひどいと、今までの評価や実績までもが台無しになる事すらある。

社長をはじめ、
パートさんに至るまで、
私以外は、皆 優秀なので、
「私 失敗しないので」
という評価を維持するのが大変だろうなと思う。

それに、
優秀であればあるほど、
どんどん難しい仕事を担当することになる。
仕事の内容が難しくなるのに、
「優秀で、失敗しない」という評価はそのまま。

いやあ、
はたから見てて、
その評価を維持している社員さんたちは、
本当に大変そうだ。

それに比べて、
私は、
ひたすら、雑用や簡単な仕事を、
コツコツ片付けている。
大した仕事ではないけれど、
その分、失敗する可能性も低いし、
数をこなせば、
どんどん片付けられるようになる。

『向上心』を持って、
より高みを目指そうという、
人生のテーマみたいなものは、
達成することは出来ないだろう。
そんな仕事の仕方で、
つまらなくないのかと聞かれたりするけど、
人には、
それぞれ能力の個体差があるんだよ。

誰でも、努力すれば最高峰に登り詰められるわけではない。
頑張っても、
なかなか上の段に登れなくて、
ずっと最下段でうろうろしてしまう、
私みたいな人間もいる。

高みを目指す人から見ると、
何も成長していないように見えるかもしれないけど、
簡単な作業でも、
努力している人なら、
昨日より今日、
今日より明日、
という感じで、少しずつスピードが上がったり、
精度が上がったりしてるはず。


私は、
そういうゆっくりペースで、
成長していくことに決めました。
自分に合った目標で、
自分のペースで、
毎日、ゆっくりゆっくり進んでいこう。

それが、
他人から見て、
「頭が悪い」「能力が低い」
と思われたって、
自分自身が、毎日頑張っていることを知っていれば、
それで良い。

評価は他人からされるものだけではない。
大きな成果は出なくても、
それでも精一杯努力したと、
自分自身が思えれば、
そんなにつまらなくはないものです。

なんてね。