ロシアのウクライナへの侵攻の様子が、
ニュースなどを見るたび、
どんどんひどくなっている。
普段、ニュースや新聞を見ないので、
もともと、世の中の事について、
知識が少ない。
でも、
本当は、世界中の人が、
世界中のことについて、
関心をもって、知った方が良いのかもしれない。
勉強不足で、
ロシアの目的が、いったい何なのか、
よく分からない。
最初の頃は、
ウクライナが、
NATOに加入しようとするのを阻止したい、
というような話だったように思うけど、
最近の攻撃を見ていると、
ウクライナという国を、
消してしまいしまいたいんだろうか、
と思ってしまう。
東西冷戦時代から続く、
「NATOは、いつかロシアを攻撃する」
と思っていたら、
ウクライナがNATOに加入しようとした。
「いつかウクライナは、ロシアを攻撃する」
「きっとNATOはロシアを攻撃する」
そんな危機感が、
今回の侵攻になってしまった。
独裁者と呼ばれる人は、
最初は、
優秀な政治家だった場合が、ほとんどではないかと思う。
でも、
政治力を発揮する度に、
権力が大きくなって、
そのせいで、自分の地位を脅かす人間が現れる。
そう言うモノから、
自分を守るために、
敵対するものを排除する。
そのうち、
自分以外のものが、
すべて敵ではないかと疑い始めて、
疑惑の段階でも、排除しようとする。
結局、
人間は、自分以外の人間を、
信用出来ない生き物なのかもしれない。
私だって、
「〇〇さんは、私を嫌ってるんじゃないか」
とか
「△△さんは、私にきつくあたる」
なんてことを思ってしまう事もある。
それが、
正しい判断では無くて、
勝手な思い込みである可能性は、
大いにある。
でも、
本当だったら怖いから、
確認することが出来ず、
敵対心ばかりが大きくなってしまう。
でも、
そこで、相手を排除しようとしてはいけないんだと思う。
排除しようとした段階で、
自分は、相手と同じことをしているんだ。
理解出来なくても、
仲良く出来なくても、
それでも、
一緒に生きて行かないと。
相手の命を奪う権利なんて、
弱肉強食の世界でも、
生命維持の為以外、許されない。
人間は、
人間を殺さなくても、
食料を手に入れられるんだから。