6月は祝日が無いんだなあ。
残念。
まあ、
暦通りお休みが取れない職場の人も、
たくさんいるから、
たまには、
平日だらけの月があっても、
仕方ないかな。
私の地元では、
田植えが始まりました。
家の周りには、
田んぼが多いので、
田植え前に、水を入れ出すと、
あたりが水面になるので、
湖の様で、なかなか素敵なんです。
おそらく、
今週末に、苗を植えると思うので、
それが終わって、
すこし苗が伸びてくると、
今度は、一面が緑で、
草原の様になるんです。
こういう風景って、
いわゆる米どころと言われるような県だと、
もっと広くて、
迫力あるだろうなあ。
子どもの頃から、
田んぼに囲まれて暮らしてきたから、
田んぼがある風景が、
すごくしっくりくる。
でも、
米農家って、
どうなんだろうね。
農家自体も、
高齢化が進んで、
後継ぎがいないお家も増えてるのかな。
家庭菜園とか、
貸し農園などで、
野菜を育てる人もいるんだろうけど、
趣味でするのと、
仕事としてするのとでは、
全然気持ちが違うんだろうなあ。
私は、
子どもの頃から、
眺めて来たけれど、
農業と言う仕事は、
大変だなと思う。
まず、
広い土地がいるでしょ。
それも、
どんな土地でも良いってわけではない。
農業用の土壌が必要なんだろうな。
あとは、
農機具。
耕運機とか稲刈り器とか、
レンタルもあるんだろうけど、
特殊な車両だから、高いのかしら。
それから、
種とか苗とか肥料とか、
なんだかんだで、
想像しただけでもお金が掛かりそう。
そして、
それが回収できるのは、
数か月後。
しかも、
天候に大きく左右されるから、
利益が出るかどうかは、
運的要素もある。
今までの統計がまったく意味をなさない、
予想不可能な悪天候。
ゲリラ豪雨や、大型台風で、
せっかく育った作物が、
全て台無しになることだってある。
数年前、
北海道に台風が来た影響で、
じゃがいもが品薄になったことがあるよね。
収穫できなければ、
収入も無いって事だからね。
数か月やって来たことが、
無しになってしまうかもしれないなんてことを、
農家の人たちは、
毎年毎年していると思うと、
すごい仕事だなと思う。
もちろん、
どんな仕事にも、
収入が無くなる危険性はあるけど、
農業や漁業などの第一次産業は、
そういう部分が大きい。
それだけで、
私みたいな、
小心者は手を出すことが出来ない。
だからこそ、
そういう産業に携わってくれている人たちに感謝。
そういう人たちのおかげで、
毎日、食事をすることが出来ているんだから。
日本は、
食料自給率が低いって言うよね。
たくさんのものを輸入に頼っているから、
世界情勢の変化で、
価格が跳ね上がったりする。
毎日の事だから、
価格の高騰は切実な問題だ。
日本のように、
人件費が高い国だと、
国産品って、コストが高いから、
価格も上がってしまうんだよね。
消費者側が、
それでも国産品を購入するようにしないと、
自給率を上げることは出来ない。
でも、
同じ様なものが、
国産と輸入品で価格の差が大きいと、
つい輸入費を買ってしまうよね。
日本から、
田植えや稲刈りの景色が無くならない事を祈ってます。