ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

断腸亭にちじょう


断腸亭にちじょう(1) (サンデーうぇぶりコミックス) [ ガンプ ]

たまたま見かけて購入した漫画。
39歳で『大腸がん』と診断された漫画家さんの
闘病の様子を描いたもの。

去年の夏、
元社長の奥さんにがんが見つかって、
すごく驚いた。
奥さんは、
一般健康診断を毎年受けていて、
血液検査も胃カメラもしていたのに、
それでも、
お腹が痛いなという自覚症状で、
病院に検査に行くまで、
がんに気づくことが出来なかった。

そんなものなのか?
それなら、
毎年受けたって意味無いんじゃないの。

そう思って、
去年、大腸がん検査と腹部エコーを受けた。

今年も、
胃カメラ検査は受けて、
来月は腹部エコーを受けることにしている。

そんな私には、
身につまされる内容の漫画です。

食が細くなってきたことを心配した、
作者の奥さんの勧めで、
胃腸科クリニックで、
内視鏡検査(胃カメラと大腸がん検査だと思う)を受けたら、
大腸にがんが見つかった。

詳しい検査をするために、
クリニックから病院に検査場所が移る。
CT検査で、
直腸のがんの進行度はステージ4
肝臓への転移もあると診断される。

がんの大きさが大きいので、
まず、
抗がん剤治療をすることになるんだけど、
その治療のために必要なMRI検査の予約が取れなくて、
10日以上待たされる。
漫画の中でも言ってるけど、
がんを宣告されて、
しかも、他の臓器への転移もある状態で、
検査が、予約が取れないと言う理由で、
10日以上も後になると言うのは、
ひどい話だなと思う。

がん宣告を受けてから、
抗がん剤治療が始まるまで約1か月。
重い病気だと言われながら、
治療が始まるまで1か月も掛かってしまう。
がんという病気の治療の大変さを知る。

抗がん剤治療が始まると、
今度は、副作用の苦しみが始まる。
吐き気と言うのは聞いたことがあったけど、
冷感刺激がダメな薬もあるそうです。

外気の冷気で身体がこわばったり、
冷たい水を踏むと激痛が走ったり、
治療しているのに、
さらに苦しまなくてはいけないなんて。

がんは治る病気になったというし、
がんサバイバーなんて言葉もあるくらい、
がんになっても、
治療して、社会復帰できる時代になった。

それでも、
進行してしまうと、
命を奪われてしまう。

いつも思うけれど、
長生きをしたいとは思わないけど、
健康なまま 寿命を全うしたい。

その為には、
やはり、自覚症状を待たず、
検査や検診を受けて、
早期発見をしないと。

そういう気持ちが強く成りました。