ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

桜島噴火

昨日の夜
桜島の噴火のニュースがテレビで流れて、
びっくりした。
もちろん、活火山だから噴火することは知っているけれど、
あんなに赤々とした様子で噴火するのを見て、
あらためて怖いなと思った。

桜島には、
旅行で行ったことがあるけれど、
かなり近い位置まで車で行けて、
すっかり観光地になっているから、
危険なイメージが全く無かった。

それに、
桜島にもたくさんの人が暮らしていたし、
海を挟んで、
目と鼻の先に鹿児島市内の街もあるから、
そんなに危険なものだという印象が、
全く無かった。

さらに、
映像で、
桜島の噴火の様子を見たことがあるけれど、
噴煙が立ち上っているだけで、
火山灰が降って、大変だっていう程度なのかなって、
思っていた。

でも、
昨夜の噴火の様子は、
自然を甘く見てはいけないんだと、
教えられているような気がした。

先日、
御岳山の噴火の様子を
ドキュメントとして放送していた。
たくさんの人が山に登っていて、
突然 噴火が起こった。

火口から約1キロ圏内では、
直径数センチから50 - 60センチの大きさの噴石が、
最大時速350 - 720キロで
雨のように降り注いだと言われている。

ドキュメントでも、
次から次へと降って来る噴石が
身体に当たって、
倒れていく人たちの様子が描かれていた。

いやあ、
本当に、知らないって事は恐ろしいなと思います。
その時、
山にいた人たちの中には、
噴火の様子を、
写真や映像に収めようとして、
逃げ遅れた人もいたらしい。

最近の何でも写真や映像に残そうとする風潮が、
被害を大きくしたのかもしれない。

そういえば、
最近のニュース番組なんかだと、
災害時の映像なんかに、
『視聴者提供』の文字が付いていることがあるもんな。

東日本大震災の時も、
空港で、
建物が長時間揺れる様子や、
津波で、空港の周りに水が押し寄せてくる様子を、
動画に収めていた人がいた。

その人は、
きっと命が助かったから、
今では、
当時の様子を記録した、
貴重な映像として見ることが出来るけれど、
本来なら、
そんな事をしていてはいけないのかもしれない。

日本は火山が多いから、
今後も噴火の被害は起きるかもしれない。
日本一の山 富士山も活火山なので、
いつ噴火してもおかしくはない。
もし、富士山が噴火したら、
風向きによっては、東京まで火山灰は降り、
2cm積もると言われているらしい。

火山灰って、スリップするらしいので、
道路はすべて封鎖になるだろうな。
鉄道ももちろん運休になるだろうし、
農作物もしばらく作れなくなるらしい。

自然の力って、
大きすぎて、
人間は、ただ逃げる事しか出来ない。
地震も、台風も、
対向することが出来ないから、
ひたすらに起きない事を祈り続けている。

桜島では、
まだ避難している人もいると思う。
早く、
家に帰れるようになりますように。