ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

ひとつの友情がアメリカを変えた

ひとつの友情がアメリカを変えた

NHKの『映像の世紀バタフライエフェクト』という番組を
久しぶりに見た。
たまたまテレビを付けていたら、
この番組の放送日だった。

たしか、
初めて この番組を見た時も、
たまたまだったなあ。

で、
今回のテーマは
『人種差別をなくすために戦う』。

私は、
日本人の両親から生まれて、
日本でずっと暮らしているから、
人種差別を受けたことはないけれど、
他の国では、
日本人とかアジア人というだけで、
差別を受けてい人たちもいると聞く。

差別と言うモノは、
文章で読んだり、
映像で見たりしたことがあるだけで、
実際に経験したことがないから、
その恐ろしさを、
私は分かっていないと思う。

時々、
黒人に対して、
白人が暴力をふるう映像を見ることがあるけれど、
肌の色が違うと言うだけど、
どうして、
あそこまで徹底的に攻撃することが出来るんだろう。

特にひどいと思うのは、
警察官という職業に就いている人たちが、
しかも制服姿で、
たった1人に向かって、
数人で殴ったり蹴ったりという暴力をふるう事だ。

警察官と言う人たちは、
治安を守り、
平和を維持するために働くはずなのに、
どう考えても、
過剰すぎる暴力を、
黒人に対してふるうのは、
いったいなぜなんだろう。

残念ながら、
私には、
白人の知り合いもいないので、
その事について、
話を聞くことも出来ない。

アメリカでは、
大統領になった人でも、
白人至上主義を
堂々と宣言したりする。

アメリカだけでは無く、
世界各地で、
人種差別はある。
奴隷制度や、階級社会なども、
ほんのちょっと前まで、
普通に存在していた。

日本は、
経済発展しておかげで、
多少、優遇されるようにはなったけれど、
白人至上主義の考え方から言えば、
黄色人種だって、
差別され、
理不尽な暴力を受けるんだ。

肌の色だけでは無く、
民族や宗教の違いでも、
差別や暴力を受けることがある。

それ以外にも、
性的マイノリティや障がい者の人たちも、
差別や暴力を受けることがあるらしい。

差別をする心理とは、
いったい何なんだろう。

私も、
子どもの頃から最近まで、
自分が人と違うと言う事が、
気になっていた時期があった。

多数派でなければ、
仲間外れにされるかもしれない。
そんな恐怖を、
とくに学生時代は感じていた。

でも、
本当は、
少数派であっても、
いや、
たった1人だったとしても、
排除しようとしてはいけない。

理解したり、共感できなかったとしても、
それでも、
存在自体を否定してはいけないし、
ましてや、
暴力で排除するなんてことは、
あってはならないことのはずだ。

番組で登場した2人の男性は、
1人は日系アメリカ人、
1人は黒人。
2人とも、
アメリカでは差別を受ける立場の人だ。

でも、
彼らは、
差別をただ耐えるのではなく、
平等な生活を手に入れるために、
政治家になり、
ずっと戦い続けた。

その時だけ声を上げるのではなく、
何十年も、
ずっとずっと戦い続けていくことは、
本当に大変な事だと思う。

日本人の私たちも、
過去に、違う民族の人たちに対して、
差別をしていた。
差別は、
する側にも、される側にも、
簡単になってしまうんだと思う。

だからこそ、
人は皆 平等で、
人は皆 違う生き物で、
優劣なんて無いのだと、
世界中の人が思える世界に、
していかないといけないんだと思う。

国籍も
人種も
民族も
宗教も
考え方も
気持ちも
皆が自由でいられる
そんな平和な世界を、
1日でも早く
作っていかないと。

さて、
私には何が出来るのか。