ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

腹が立ちすぎると、逆に何もしない

他人の責任だと思い込んで、
散々責め立てて、
その後に、
実は、自分のした事だったことが
分かった瞬間って、
恐ろしいほど、恥ずかしいですよね。

まさに
『穴が有ったら入りたい』って感じ。

実は、
今日、
私、
その責め立てられる方の立場を経験しました。

先週、
お問い合わせのあったお客様に、
返信をしたところ、
それに対するお問い合わせのメールが届いたんです。

そのメールで、
先週のこちらからの返信の内容に、
間違いがあったらしくて、
それに気づいた社長が、
私に
「どうして、こんな返信を送ったんだ。
 こんな間違った内容のメールを送って、
 どうしてくれるんだ。
 しかも、私の名前で送って、
 だから、名前を使われるのは嫌なんだ。
 指示した紙も見当たらないぞ。
 どこにやったんだ」
とすごい剣幕でまくし立ててくる。

でも、
私の記憶では、
社長がメールの分を作って、
そのメール文が、
私のところに転送されてきて、
そのままお客様に送っただけのはず。

だから、
社長の名前を使っているのだし、
内容が違うんだったら、
それは社長が返信文を作った段階から、
間違っていたと言う事だ。
指示した下書きの紙とか言われても、
メールで送られてきたから、
そもそも紙なんて存在しないし。

と思いはしたものの、
あまりにも、
相手が自信満々で、
責め立ててくるので、
私の記憶と違う事や、
誤解ではないかと言う事を、
話すことも出来なかった。

しかし、
しばらくして、
自分の送信メールのフォルダに、
私宛の、
お客様への返信文を見つけたみたいで、

「どうやら、
 私は勘違いして返信文を書いたみたいだ。
 私はミスしたなんて、
 すごくショックだ」
と言い出した。

いやいやいや。
そっちは、
勘違いしたことに落ち込んでるみたいだけど、
こっちは、
勘違いされて、
しかも、
散々嫌味っぽく、グチグチ言われて、
謝罪の一言も無いんだぞ。

でも、
こういう事って、
たまにあるよね。

散々怒られて、怒鳴られて、
後になって、
勘違いだったってオチ。

そこで、
勘違いしたことや、
責め立てたことを、
謝ってくれる人は、
意外と少ない。

おそらく、
勘違いした上に、
的外れな怒りをぶつけたことが、
恥ずかしすぎて、
謝るってことまで頭が回らないのか、
そこで、
謝ることも恥ずかしいんだろうね。

でも、
勘違いされた方は、
たまったもんではないんだよ。

今日も、
私はすごく腹が立っていたけれど、
一切、その事を
社長には言わなかった。

だって、
怒りをぶつける価値があるとは
思わなかったから。

こういう時、
私は、
本当に意地悪な人間だなと思いますね。

本当に腹が立つと、
絶対に、相手に腹が立ったことを
知られたくないって思うんですよね。
私が、相手に腹を立てていることを知らせないってことは、
要するに、
謝罪の機会も与えないって事だからね。

よく
クレームを言ってくれるお客様より、
何も言わずに離れていくお客様の方が
怖いって言うでしょ。
それです。それ。

今日の事に関しては、
私は、
きっとしばらく覚えていると思うし、
覚えている間は、
許すことは無いだろうと思います。

でも、
仕事は仕事だから、
今まで通り、対応していきますけどね。

今日も、
その後は、
いつも通りの態度を取れていたと思うので、
社長は、
私が何とも思ってないと思っている事でしょう。

ちがうよ。
ずっと腹は立ててます。
でも、
その感情は、
しまい込んでおくことにします。
だって、
楽しく過ごしたいからね。

相手との出来事を
記憶から消して、
相手の存在を、
気にも留めないのも、
なかなかな復讐かもね。

ふふふ。