2023年も、
あっという間に1週間が過ぎました。
さて、
日本国内は、
やっぱりというか、
そりゃそうだというか、
コロナウイルス感染者が増えていますね。
帰省というのは、
人が移動するだけでなく、
大勢で集まる機会も増えてしまうので、
感染リスクが高まるわけで、
この結果は、
皆が想像していたことなのだろう。
ただ、
感染をきっかけに、
亡くなる人が増えているというのは、
想定外だったのかもしれない。
そんななか、
私自身も、
職場で、
社員さんの家族に感染者が出たことで、
ぐっと、感染が身近になりました。
感染リスクがあるといっても、
まったく外出しないことも、
誰とも接触しないことも、
現実的には不可能だ。
マスクを着けて、
常に手洗いや消毒をしていても、
感染を防ぎきることは、
外部と接触する限り、無理だろう。
感染を防ぐ方法よりも、
感染しても、重症化しない。
重症化しても、治療することが出来る。
そういう対策をしてほしいと、
私は思っている。
インフルエンザだって、
ウイルス感染による病気だ。
でも、
一般的に、インフルエンザに感染したからと言って、
隔離されることはないし、
もしかすると死んでしまうかもしれないなんて、
誰も思っていない。
もちろん、
インフルエンザでも、
重症化する可能性がゼロではない。
それどころか、
乳幼児や高齢者だと、亡くなる人は毎年いると聞く。
それでも、
自分が感染しているわけでもないのに、
常にマスクを着用して外出するなんてことは、
無かったはずだ。
マスクを着用しなければ、
外部と接触することが出来ないことは、
いつまでたっても、
平気にならない。
マスクを着けること自体は、
数年で慣れてはきたけれど、
それとこれとは別の話だ。
去年あたりから、
少しずつ、
いろいろな行事が再開されてきた。
特に、
学生さんたちの、
期間限定の行事については、
再開されていることは、
おばちゃんとしても、
とっても嬉しい。
自粛時代に学生時代を過ごした子どもたちは、
本当に気の毒だったと思う。
運動会、文化祭、遠足、修学旅行、
入学式、卒業式。
そんな記念すべき行事すら、
短縮、参加規制、
なんだったら中止なんて場合もあったと思う。
そんな状況には、
二度と戻らないで欲しい。
あと、
私が実際に体験してつらいと思うのは、
病院や施設内への立ち入りが制限されること。
私の父は、介護施設に入所していて、
母は、一昨年の夏から入院しています。
感染対策の為、
医療関連の施設への立ち入りは、
家族であっても、許されていません。
そのせいで、
私は、
数年、両親に会うことが出来ていません。
幸い、
両親とも、
今は、元気でいてくれているので、
状況が変わるのを待っています。
しかし、
体調の変化がありうる病気の治療中の患者さんにとって、
家族が病院内に入れないというのは、
すごく心細い事だろうと思います。
患者さんの家族にとっても、
そばでサポートできないことは、
不安が大きいだろう。
感染予防というのは、
病院という場所柄、
最優先しないといけないことだということは、
もちろん理解しています。
でも、
治療している つらい時期に、
家族や友達に会うことを許されないなんて、
気持ちとしては、
本当に腹立たしいよね。
コロナウイルスというものが、
いろんなものを奪っていくんだと、
毎日感じます。
早く、
ウイルスと、
もっと自由な状態で共存できる医療を
確立してほしいと、
何度も何度も思います。