トルコで大きな地震が起きたらしい。
ニュースによると、
死者は1万人を越え、
負傷者は5万人を越えているらしい。
日本も地震の多い国だから、
他人事ではない。
しかも、
南海トラフ地震が、
必ず起きると、
常に言われているから、
明日は我が身だ。
地震だけではなく、
台風や大雪など、
自然災害は、
避けることが出来ない上に、
とにかく、
破壊力が大きすぎる。
人間って、
普段は、
地球上で、
我が物顔で、
偉そうにふるまっているけれど、
その威力の前だと、
本当になす術が無い。
『災害に備えよう』
と、
常に言われるけれど、
いったい、
どう備えれば良いのか。
非常時の食事
非常時の電源や冷暖房
ヘルメットや安全靴など、身を守る道具。
あれやこれやと用意しているけれど、
それだって、
命が助かってこそ、役立つものなんだよね。
マンションが倒壊して、
その下敷きになった人たち。
その下で、
助けを待っている人がいるのに、
助け出す方法が無いなんて。
さらに、
氷点下と言う厳しい寒さで、
さらに救助が遅れているらしい。
以前、
たった4日間だけど、
停電を経験して、
災害時の天候や季節が、
被害の大きさを左右すると身に染みた。
私が停電を経験したのは、
台風の時期の秋だった。
夏の様な暑さも、
冬の様な寒さも無く、
温度調整の必要が無かっただけで、
かなりありがたかった。
電気が使えないなか、
寒さや暑さに耐えるだけで、
体力を消耗するし、
気力も奪われると思う。
仕方のない事とは言え、
災害が起きるたびに、
その威力と理不尽さに打ちのめされる。
被害を受けた人には、
なんの落ち度も無いのに、
ある日、突然、
快適な生活を奪われてしまうんだから。
私自身、
毎日、快適すぎる生活をしていて、
それを失うなんて、
考えられない。
東日本大震災の被害の様子を、
テレビで見たけれど、
あんなに一瞬で、
全てを奪われてしまうなんて、
考えられない。
私の住む地域は、
南海トラフ地震の被災地域なので、
その地震が、
いつか起きると言う事が、
本当に怖い。
東日本大震災よりも、
規模の大きい地震だと言われているし、
その地震で、
太平洋側の東京以西は、
壊滅状態になるなんて話も聞く。
ああ、
考えただけで、
逃げ出したくなる。
どうしても、
『自分だけは大丈夫』
と思いたくなる。
そんなわけにはいかないのに、
それでも、
大丈夫であって欲しいと思ってしまう。
でも、
今は、
トルコ地震で被害を受ける人が、
これ以上 増えない事を祈ろう。