ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

1年半ぶりに母に会えました

約1年半ぶりに
母に会うことが出来ました。

ずっと、
病院に入院していて、
コロナ感染対策のために、
面会が出来なかったんですが、
今月から、介護施設に入所して、
ここでは、
予約制で10分間だけ面会が出来るようになりました。

土曜日の朝10時。
施設のロビーで、
母と再会。

車いすに乗ってやって来た母は、
髪は白くなっていて、
少し細くなっていたけれど、
顔は、以前の母のままでした。

まあ、
当たり前か。

でも、
1年半も入院生活をしていたら、
体調や環境の変化で、
顔つきも変わってしまっているんじゃないかって、
ちょっと心配してたんですよね。

痩せたし、
車いすに乗っているせいか、
少し小さくなったような感じはしたけれど、
それほど違和感は無かったなあ。

それが、
なんだか嬉しかった。

そして、
心配だったのが、
入院した頃、
入院生活のストレスのせいか、
痴呆の症状が出ていると言われていたので、
私のことが分からないんじゃないかって事。

顔が見えた時、
手を振ったんだけど、
あんまり反応が無くて、
まさかって思ったんだけど、
話し始めたら、
全然大丈夫だった。

どうやら、
面会に来るということは聞かされていたんだけど、
誰が来るかは知らなかったみたいで、
私の顔を見ても、
すぐに反応できなかったらしい。

久しぶりに会ったので、
私は、元気そうな様子を見られただけで、
目的は達成できたので、
後は、
とにかく、母の話を聞くことに徹しました。

体調が悪くなって、
心も生活も準備が出来ないまま、
入院生活が始まってしまって、
しかも、
こんなに長い期間、
家に帰ることが出来なくて、
話したいことがいっぱいあるんじゃないかなって、
思ったんだよね。

まずは、
「お金は大丈夫?」
とお金のことを聞かれました。

この一言で、
痴呆の症状はあるのかもしれないけど、
意外と大丈夫なんだなって安心出来ました。

次は、
家のいろんなことは大丈夫かって聞かれましたね。
何にも心配ないよと言ったら、
好きなようにしてくれていいからと言ってくれました。

その後は、
施設の生活のことを少し聞きました。

食事は、
「好き嫌いをしてはいけないと言われてるから」
と、
残さず、全部食べられているようです。
食事がきちんと摂れていると知って、
体調面でも安心出来ました。

周りの人も、
優しく、楽しく接してくれているようで、
毎日、楽しく過ごせていると言ってました。

リハビリは頑張っているそうですが、
まだ、立てるところまではいけてないらしい。

「家に早く帰りたい」
と言ったんですが、
そこは、
「リハビリを頑張って、自分で歩けるようになってからだよ」
とはっきり言いました。

そういう風に言ったら、
「今すぐ帰りたい」
なんて言うかと思ったけど、
「そうだね」って納得してくれました。

現実的に、
バリアフリーの我が家では、
自力で歩けない状態では、
一人にすることが出来ない。

歩けるようになるかどうかは、
母の体力と筋力次第だけど、
年齢的に、
どんどん落ちていくので、
歩けるようになるのに、
時間が掛かるかもしれないな。

今は、
私は仕事で平日はずっと留守にしてしまうけど、
私自身がリタイア出来て、
家にいるようになれたら、
母に帰ってもらえるようになるかもしれないな。

私は、
自分の老後は、
老人ホームでと思っているけど、
母は、やっぱり家で過ごしたいんだな。

次は1か月後に、また会いに行きます。
もっと元気になってくれていると良いんだけどね。
毎月、
母が元気になっていく姿を見るのが、
ちょっと楽しみになりました。