年に1回の、
内科での胃カメラ検査。
胃カメラの検査は、
健康診断でもするんですが、
内科さんでは、
ピロリ菌の治療や、
去年、健康診断で指摘された貧血などで、
お世話になっているので、
毎年受けています。
毎年、
検査の時期が近づくと、
お葉書で知らせてくれるのも、
とってもありがたい。
胃カメラ検査で、
カメラが喉を通過する異物感が、
すごく苦手で、
毎度、えずいてしまうので、
本当は麻酔して検査を受けたいんですが、
医院まで、
どうしても自力で行かなくてはいけないので、
麻酔することが出来ないんですよね。
だって、
麻酔が切れただろうとは言っても、
何が起こるか分からない。
医院でも、
送迎が無い場合は、
麻酔はしてくれないんですよね。
で、
去年から、
少しでも楽になるようにと、
口からではなく、
鼻からカメラを入れて検査をしてもらっています。
昨年、初めて鼻からカメラを入れたんだけど、
これって、
鼻の穴が小さかったり、
細かったりすると、
カメラが通らなくて、
検査出来ないんですよね。
昨年は、
初めてだったので、
さて、大丈夫だろうかと思っていたんですが、
私の鼻の穴は、
カメラが通れるくらいのサイズだった。
でも、
それでも、
鼻やのどをカメラが通る異物感は、
しんどかった。
げぇ~、げぇ~、うふぉ~、
なんて具合に、
涙流しながら、検査してもらいました。
そんな記憶があるもんだから、
今日も、
きっとえずくだろうと、
気持ちは低め。
まず、
点滴をしてもらって、
鼻に麻酔スプレーをしてもらって、
いよいよ検査台へ。
「さあ、カメラ入れますよ~」
と、
先生が私の鼻の穴へカメラを入れる
・・・
と思いきや、
「あれ? 狭いなあ。
去年も鼻から入れたよね」
と先生が困惑気味。
右側がダメだから、
次は左側。
「ん~。こっちも狭いなあ。
やっぱり右にしますか。
ちょっとむくんでるのかしら。
こすれる感じあるけど、
我慢してね」
てな感じで、
今年は、ちょっぴりカメラの入り口が狭かったよう。
でも、
私自身は、
異物感は、
去年もあったし、
鼻よりも、
喉を通るときの異物感の方が強くて、
その方がしんどかったかなあ。
麻酔をしていないので、
検査中、
ずっと、カメラの映像を見ながら、
先生に胃の状態を説明してもらえました。
胃は、
皺が多いほど、臓器として若いらしいんだけど、
私は、
皺が延びてしまっている箇所が、
去年より増えているそうです。
「年齢的に問題ない程度ですよ」
とは言ってもらえましたが、
実年齢に比べて、
臓器が若い人も、
きっとたくさんいるのだろう。
臓器でも、
『アンチエイジング』って出来るのかしら。
食生活を改善しないといけないのかな。
それ以外は、去年との変化も無く、
問題らしきものは見つからなかった。
とは言うものの、
胃カメラ検査を受けても、
胃の内壁の見えないところに、
癌などが隠れていることは、
よくあることらしい。
胃の内壁の皺を伸ばして、
全てをカメラで見ることは、
どうしても出来ないので、
胃カメラ検査で異常が見つからなかったとは言っても、
完全に安心出来るわけではない。
今までと身体の様子が違う。
そういう何気ない、
自分自身の気づきも大切なんだと思う。
これくらいなら大丈夫
とか、
大したことはない
なんて思わずに、
変化があれば、
病院に行った方が良い。
私自身も、
何だか分からない異変で、
病院を受診したことが、
何度もあるけれど、
そういう時、
「これくらいで病院に来る必要は無い」
なんて言うお医者さんには、
まだ会ったことが無い。
それどころか、
自分の科では無い病院を受診できるよう、
紹介状を書いてくれた先生もいる。
せっかく保険料を納めているんだから、
心配や不安な時くらい、
医療機関に頼ろう。
命があってこそ、
健康であってこそ、
そういう幸せも、
やっぱりあるんだと思う。