今日は朝からずっと雨。
天気予報では、
今週 ずっと雨だなあと思ったら、
梅雨入りしたんだね。
そのせいか、
今日は1日中 じめじめして、
蒸し暑かった。
髪の毛も、
湿気を含んで、
予想以上にボリュームアップしちゃって、
頭の大きさが10%くらいサイズアップした感じだった。
私の家の周りは、
田畑が多いので、
この時期になると、
ゲコゲコゲコゲコと、
カエルの声が、
かなりの大音量で聞こえてきます。
その声も、
子どもの頃から聞いているので、
今さら、
何とも思わないのだけど、
カエルが嫌いな人だったら、
大合唱を聞くなんて、
耐えられないだろうなあ。
私が大好きな
白山と三田さん(6) (少年サンデーコミックス) [ くさかべ ゆうへい ]
の白山君が、
カエルが大嫌いなんだよね。
でも、
彼の家の周りなら、
きっと田植えの時期になったら、
カエルの大合唱が聞こえてくるだろうなあ。
この漫画、
「面白い」と言うレビューを見かけて、
試しに買ってみたら、
すっかりはまってしまった。
絵がね、
正直言うと、
私の好みでは無いんだけど、
それを差し引いても、
読みたいって思わせてくれる。
登場人物がけっこういるんだけど、
皆、
それぞれ好きなモノとか大事にしているモノが、
全然違うんだけど、
違うから、
けっして共感しないんだけど、
でも、
けっして否定もしない。
そして、
当たり前の様に受け入れる。
人付き合いをする時って、
好きなモノが似ている方が良いのかな
って思うけど、
別に同じように好きにならなくたって、
仲良くなることは出来るんだって、
この漫画を読むと、
ちょっと安心できる。
友達だからって、
何もかも一緒じゃなくても良いんだ。
相手の気持ちや好みが、
よく分からなくても、
「そうなんだ~」
って感じで、
受け入れるだけで、
スルーしたって、
それでも、
仲良くなることは出来るんだって思わせてくれる。
金子みすゞさんの
『みんなちがって、みんないい』
って詩があるけど、
まさに、それ。
友達だから、
恋人だから、
家族だから、
そんな○○だからって縛りで、
自分の好きなモノを、
相手に合わせなくたって良い。
ただ、
「そうなんだあ」
って受け入れてくれるだけで、
私なら嬉しいから。
もちろん
「私も好き」
なんて言ってもらえたら、
もっと嬉しいけどね。
雨だって、
私は苦手だけど、
大好きだって人も、
世の中にはたくさんいる。
雨の降る音、
雨粒の降る様子、
雨で濡れた景色、
雨だからこそ、
素敵になることもあるよね。
うん、うん。
そう思うと、
雨の日も、まんざらではないか。