ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

怒りの感情のポイントとは

人の数だけ、
気持ちや考えは違う。
そういうことが、
最近になって、
理解して、受け入れることが出来るようになった。

そうなると、
他人の言動に対して、
驚くことはあっても、
腹が立つことは無くなったし、
干渉することも無くなった。

いろんな人が言ってるけど、
『人は他人の意見では変わらない』。
だから、
苦手な人や嫌いな人に対して、
何か言ったとしても、
その人の言動が変わることは、
ほぼ無い。

だから、
『言っても無駄』
だし、
嫌いな人に対しては、
『言う必要もない』
わけです。

以前は、
自分の思う、
『普通』とか『正しい』
みたいなのを、
疑いもせずに、
他人にぶつけていたけれど、
今考えると、
なんて傲慢だったんだろうと、
恥ずかしくなるよね。

血のつながった家族だろうと、
ずっと一緒に過ごした友人だろうと、
頭の中は同じでは無いんだし、
違って当然なんだよな。

大事なのは、
違うんだってことを、
常に頭において、
そのうえで、
理解しようと努力して、
理解出来なくても、
受け入れる事なんだと思う。

で、
最近思うのが、
他人の怒る理由とか、
怒る度合いとかって、
もっとも理解することが難しい
領域だなってこと。

私の場合、
何でも他人のせいにする相手に対して、
どうしても、
腹が立ってしまう人間だった。

何かトラブルが起こった時に、
「○○さんが、□□と言ったから」
みたいなことを言われると、
自分に対してじゃなくても、
いや、
自分以外の人に対しての方が、
腹が立ってくる。

「そんなことを、
今 言ってたって、
問題は解決しないだろ。
ぶつぶつ言う前に、
何とかしようとしろ」
って、
心の中で、
私もぶつぶつ言ってしまう。

あと、
相手の都合を考えずに、
行動する人にも、
腹が立ってしまうことが多かった。

「急いでるんだから」
「忙しいんだから」
「常連だから」
「古い付き合いだから」

知らねーよ。
それは、
すべて、
あなたの都合だよね。

顔をこわばらせ、
声を震わせながら、
それでも、
言われるとおりに、
仕事を受けて、こなす。

でもね、
歳をとるにつれ、
自分自身も、
同じことを、
周りにしてしまっているんだってことに、
気づいた。

私だって、
あまりに責められれば、
「だって、○○って言いましたよね」
って、言い返したりするし、
相手の状況を完璧には察することなど出来やしないのだから。

だから、
いつも心掛けているのは、
『おたがいさま』の精神。

他人と交流すれば、
いろんなことがある。
嬉しい事や幸せな事もあるけれど、
嫌な事や悲しい事、腹の立つこともある。

でも、
自分がそう思うように、
相手だって、
嫌な気持ちや腹の立つ気持ちになっているかもしれない。

だから、
どんなことがあっても、
おたがいさまだと、
怒りの感情を鎮める努力をしている。

ただね、
自覚している、
私の悪い癖は、
周りの人に、
協力を申し出ることが出来ない事。

生きていれば、
自分一人で出来ることなど、
ほんのわずかだ。
そんなことは、
この歳になれば分かるはず。

なのに、
どうしても、
頼ったり、
頼んだり、
任せたり、
ってことが出来ない。

自分の負担を、
相手に押し付けるていると思われたらどうしよう。

手間暇のかかる面倒なことを、
頼んだりして、
負担になったらどうしよう。

そう思うと、
面倒で手間暇のかかることほど、
自分で片付けようとしてしまう。

その悪い癖が出てしまったのが、
以前 勤めていたパートさんとの関係だった。

パートさんだから、
勤務時間の制限もあるし、
それに、
私より、
体格的に華奢な方だったので、
体力的に負担のかかる仕事を、
お願いすることが出来なかった。

出来るだけ、
座って出来る仕事、
私が苦手な、
頭を使う、
事務作業をお願いしていた。

でも、
それが、
どうやら、
「仕事を回してくれない。
 やりがいが感じられない」
という不満になってしまったらしい。

しまいには、
社長には、
「パートの仕事を取り上げて、
 忙しそうにして、
 だから、パートさんが辞めてしまったんだ」
と言われてしまった。

はあ、
難しいなあ。

もっと、
仕事をしてもらえば良かったのか。
負担や責任をお願いしても良かったのか。

でも、
積みあがった仕事を前に、
休憩時間も取らずに、
仕事をしていたパートさんに、
しんどい仕事を回すことが、
私には出来なかった。

自分でした方が、
気が楽だったんだろうなあ。

でも、
人に頼る
とか
人に任せる
というのは、
仕事を効率的に片付けるためには、
とても大切なことなんだよなあ。

でも、
なかなか出来ない。

反応が怖いんだよなあ。

「お願いします」
に対して、
「今ですか?」
「後でも良いですか?」
なんて言われると、
頼んでしまったことを、
すごく後悔してしまうし、
そんなんだったら、
自分でも出来る事なら、
しちゃった方が、
早いかも
なんてことまで思ってしまう。

ああ、
私は、
根っからの、
下っ端気質のようです。

他人を使うなんて、
メンタルがもちません。

はあ~。