ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

円安 160円台に

円安が、
また進んでいるみたいですね。

なんだかんだと、
円は安めなままで、
部品の仕入れ先に海外があるので、
どうしても、
仕入れ量を抑え気味にしてしまうよね。

だって、
1ドル=110円の時と
1ドル=160円の今では、
同じものを買ったって、
全然違ってしまうんだから、
抑え気味になって、
当然だよなあ。

去年のことだけど、
仕入れの量はそのままで、
仕入れの回数を減らしてみよう
と、
1年間、試してみたんだけど、
まさか、
こんな風に、
円安が進んだり、
長く続くなんて思わなかったもんだから、
結果的に、
去年買った部品なんかも、
モノによっては、
まだまだ残っていたりして、
結果的には、
ラッキーだったなあって思ってたりする。

でも、
当時は、
「必要以上に在庫を持つな」
なんて、
前社長には言われたんだよなあ。
まあ、
前社長も、
まさか、
その後、
どんどん円安になって、
長く円安の時期が続くとは思わなかったから、
そういう意見を言うのは、
当然と言えば、当然だと思っていた。

ただ、
こっちとしては、
在庫の量を、
今までは、
月単位で見ていたものを、
年単位で見るように、
考え方を変えただけなので、
在庫を増やしたつもりはなかったんだけどね。

でも、
前社長にとっては、
買い過ぎて、
売れ残ったらどうするんだ、
型遅れになったらどうするんだ、
って心配があったんだろう。

去年はそんな感じだったので、
ずっと、
倉庫は満々の状態で、
モノによっては、
年末でも、
そんなに減っていないモノも、けっこうあったんだよね。

しかも、
1年間に必要な量を考えて、
最初の方に、
その半分くらいを仕入れたもんだから、
お金がね、
やっぱり、
がばっと減っちゃったわけ。

でも、
その仕入れた部品は、
半年かけて売るわけだから、
すぐには、
回収できないわけよ。

するとさあ、
今度は、
社長が、
「会社の現金減り過ぎじゃないのか」
って、
そればっかり言う訳。

「半年分を仕入れてますから」
って、
そのたびに答えるんだけど、
毎月、毎月、
「増えてないよ。なんで?」
って聞いてくる。

結果として、
去年は、
売上が振るわなかったんで、
仕入れた部品は、
年末に、
けっこう残った状態だった。

でも、
その頃、
円安が、
じりじりと進んで、
今年に入っても、
大きく戻る感じは、
まだ無い。

在庫も残っているし、
円安だし、
ってことで、
今年は、
去年とはうって変わって、
必要な量だけを、
必要な時に、
コンパクトに仕入れる
と言う風に、
方向転換。

実は、
回数を減らして仕入れた去年も、
注文後に、
お客さんから頼まれたりすると、
別便で注文したり
なんてこともあったんだよね。

回数を減らせば、
運賃の節約になるかと思いきや、
緊急の場合は、
別便で仕入れたりするもんだから、
大きな仕入れの合間に、
ちっちゃな仕入れが、
ちょこちょこっとあったりして、
これは、
うちの会社には向かないのかもな
と、
1年やってみて、感じたわけです。

だから、
今年は、
仕入れの間隔を、
そんなに厳密に気にせずに、
必要なものが、
必要な時に届くようにするには、
しかも、
それが、
出来るだけ運賃が安い方法で届くには、
どうすれば良いか、
そんな風に、
今年は仕入れをしていこうと思ってるんだよね。

でも、
その事を知った前社長が、
今度は、
「円安だったとしても、
 在庫をたくさん持たないと、
 会社を回していけないだろう。
 もっと買うべきだ」
って言ってきた。

いやいやいや、
去年と真逆の事 言いに来るじゃないですか。

でも、
今みたいに、
どんどんどんどん、
円安が進んでしまうと、
たった数か月でも、
仕入れ価が違ってしまうよね。

でも、
だからと言って、
今後も円安が進むのか、
それとも、
すこし円高に戻るのか、
それは、
私なんかには、
まったく予想がつかない。

せめて、
150円くらいに戻って欲しいんだけどなあ。
150円台になった時も、
そうだったけど、
160円台になって、
「さすがに円高気味に戻るだろう」
なんて言う専門家もいるけれど、
今じゃ、
150円台でも円高なんて言う感じになってるもんな。

円の価値、
世界では低いのかなあ。

世界中の人が、
日本へやって来ている今、
安くなった円に換金して、
どんどん日本で使って、
帰っていくんだろうなあ。

それはありがたいことだけど、
円安だと、
輸入に日用品を頼っている日本だと、
物価高が心配だよね。

給与が増えた、
手取りが増えた、
そんな声もあるけれど、
相変わらず、苦しい世帯も多いのかな。

日本経済は、
どうなっていくのやら。