会社のお隣のお宅で、
離れらしき建物の解体撤去工事が、
昨日から始まりました。
そのお宅は、
80代くらいのご夫婦が住んでいらっしゃるんですが、
以前は、
違う場所で暮らしていたそうで、
定年退職を機に、
旦那さんの実家に帰って来たそうです。
聞いた話によると、
奥様が認知症を患っていらっしゃるそうで、
最近は、
あまり、
外で姿を見かけなくなりました。
おそらく、
旦那さんが介護をされているのだと思うのだけど、
一人だと、
きっと大変な事も多いだろうと思う。
それもあってか、
以前住んでいたところへ、
戻るおつもりだそうで、
今、住んでいる家は、
売却されるようなんです。
その為なのか、
家の一部を潰してしまう事にしたのかなあ。
私が子どもの頃から、
あるお家なので、
築年数は古いだろうけれど、
瓦屋根の平屋建てで、
敷地も広くて、
道路に面しているから、
なかなかのお値段がつくんじゃないかな
と、
前社長も社長も言ってました。
私は、
家を買ったり、
建てたりってことを経験したことが無いので、
相場が良く分からないけれど、
古い家を売ると言うのは、
どうなんだろうねえ。
私の家もそうだけど、
やっぱり、
古くなってくると、
あちこち、
不具合が出てくるよね。
私の家の場合は、
階段や廊下が、
歩くと、
少し沈むんだよね。
あと、
ベランダの鉄柵も、
塗装が剥げて、
錆びついてしまっている。
もちろん、
自分が住む分には、
問題無いけれど、
他人が、
お金を払って、
この家に住んでくれるか、
と考えると、
なかなか難しいかもな
と思う。
会社のお隣のお宅の場合、
家を処分した後、
別の場所で、
新しい住まいを見つけて、
暮らしていくために、
それなりのお金も必要だろうから、
今の家が、
どれくらいの値段で買ってもらえるか
ということは、
とても重要な事だろう。
解体作業には、
当然、
費用が必要になるわけだから、
きっと、
何か理由があって、
しているんだと思う。
買い手が付いたからなのか、
土地の一部を、
貸すことにでもなったのか、
詳しい事は分からないけれど、
建物が無くなってみれば、
分かる事だろう。
ああ、
私も、
私の代になったら、
家をどうするか、
少し考えておいた方が良いのかな。
古い家だから、
そのまま、
買い手が付くという訳にはいかないだろうし、
かと言って、
売るために、
改修したり、
撤去するほどの、
元手も無いしなあ。
財産って、
中途半端にあると、
逆にお金が掛かって困っちゃうなあ。
身の丈に合った、
必要最低限に、
ちょっとだけ色を付けたくらいの暮らしが、
一番、
倹約的なのかもしれないね。