ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

退院した母は、すごく小さく見えました

母が退院しました。

入院したのが、
お盆明けだったので、
2か月超の入院生活になりました。

入院生活で、
かなり節制した食事だったのか、
母の見た目は、
ほっそり
というか、
小っちゃくなってました。

もともと、
母の方が背が低いの、
小さいんだけど、
痩せたせいか、
すごく小さく思えましたね。

自分が成長して、
大人になると、
年老いた親が小さく見える
なんて言うけれど、
まさに、
今日が、
私にとって、
母親が小さく見えた日なんだと思う。

子どもの頃、
母を怒らせると、
許してもらえるまで、
家に入れてもらえなかったり、
口をきいてもらえなかったり、
とにかく、
怒らせると面倒な相手だった。

そんな母との関係は、
学生を卒業して、
働くようになって、
経済的に自立してからも、
変わらず、
母には頭が上がらないままだった。

血がつながった実の親子だけど、
本音を言えば、
母の顔色を窺って、
出来るだけ、
機嫌を損ねないようにと、
家では過ごしていたので、
正直、
職場でいる方が、
気が楽だと思う事もあった。

そんな母が、
体調を崩して、
入院していた間、
家の事を私が片付けるようになり、
母の入院費も私が支払った。

退院してからも、
自由に歩けないせいか、
デイサービスや病院に行く以外は、
母は、
基本、家で過ごしていた。

だから、
掃除や洗濯、
買い物などは、
私がすることになった。

そういう関係になったからなのか、
母は、私に対して、
強い物言いをしなくなった。

入院しないといけないような状態になって、
健康に自信が無くなったせいなのか、
足が不自由になって、
人に頼らないといけない事が増えたせいなのか、
あれやこれやと、
私に頼みごとをする時も、
申し訳ないという感じで言ってくるようになった。 

そのせいか、
以前より、
母に対して、
思っていることを言えるようになった。

とは言え、
まだ万全とは言えない身体の状態の母に、
きつい物言いなどはしてはいないけどね。

自分自身が、
きつい物言いをされた経験があって、
それが、
すごくしんどいことだと分かっているから、
出来るだけ、
他人に対して、
あからさまに きつい言い方は
しないように、
気を付けてはいる。

と言うより、
最近は、
こんな言い方をしたらダメかな
と、
考えながら、
他人と接するのがしんどすぎて、
交流自体を拒むきらいがあって、
人付き合いが、
出来ない人間になってしまったんだけどね。

私の様に、
子どもの頃、
親の顔色を窺って過ごしていると、
大人になっても、
周りの人の顔色を窺うようになってしまうようだ。

怒らせないように、
そんなことを考えながら、
他人と接していると、
態度が不自然で、
全然親しくなれないのかもしれない。

自分の思っていることを、
正直に話しても、
関係は壊れない、
そういう風に思えれば、
もっと、
腹を割って話が出来るんだろうけど、
なかなかね、
勇気がいるんだよなあ。