今日 夜に車を運転していたら、
家の近くの道路に、
赤い光がたくさん見えた。
どうやら、
パトカーも停まっていて、
警察官の皆さんが、
赤いライトを振っているみたい。
事故でもあったのか、
と思いながら近づいていくと、
警察官の1人が、
私の車に近づいて来た。
「飲酒検問をしていますので、
これに向かって、
息をフーっと吹きかけてください」
と、
白いスティックを向けられた。
いやあ、
検問なんて、
映像でしか見たこと無かったから、
ちょっと嬉しくなっちゃった。
しかも、
呼気検査まで体験できるとは。
やましいところが、
全く無いので、
とにかく、
珍しい体験が出来たことが、
嬉しいし、
楽しかった。
もちろん、
呼気にアルコール成分が含まれるはずも無く、
おとがめなしで、
通して頂けました。
私は、
もともとアルコールを飲まないので、
アルコールを飲んだら、
どれくらい運転に支障が出るのかが、
分からない。
分からないけれど、
酔っぱらって、
記憶が無くなる
なんて話を聞くと、
やっぱり、
お酒を飲むと、
平常では無いんだと思う。
それでなくても、
車を運転する時って、
あちこちに注意を払わなくてはいけないし、
少しでもよそ見をしようものなら、
結果的に、
大きな事故につながってしまう。
ならば、
平常の判断が出来ない状態で、
車を運転するなんて、
やっぱり無理なんだ。
今では考えられないけれど、
アルコール量0.15mg/L以上が罰則の対象になったのは2002年。
1960年に定められたそれまでの基準値は0.25mg/Lで、
1959年以前は飲酒運転に関する基準そのものが存在していなかった。
基準値が制定されても
「基準以下なら飲酒運転も許される」と解釈されて、
飲酒運転を行うドライバーは後を絶たなかったらしい。
飲酒が原因の事故が無くならない事が、
長い時間が掛かって、
ようやく問題視されて、
少しずつ、
厳罰化されて来た。
けれど、
厳罰化されても、
それでも、
飲酒して、車を運転する人は存在するし、
事故を起こす人もいなくならない。
運転席に座った人間の、
呼気を感知するセンサーでも付けて、
アルコールが検出されたら、
エンジンが掛からないようにしてしまうべきだ。
これから年末に向けて、
アルコールを飲む機会も増えていくだろう。
どうか、
皆が、
安全運転に努めて欲しい。
そうじゃなきゃ、
怖くて、外を歩けないからね。