寒くなったと思ったら、
また暖かくなった。
三寒四温って、
秋にも使うのだろうか。
さらに、
日本の南に、
台風が4つも発生していて、
それが、
観測史上初なんだとか。
これも、
異常気象の結果なのだろうか。
秋には台風がつきものだけど、
11月に台風が発生するのは、
平年は2つらしいので、
今年はすでに2倍の発生数
というわけか。
気象と言えば、
こんなに暖かいのに、
来週は12月並みの寒さがやって来るらしい。
1か月の間に、
10月になったり、
12月になったり、
3か月の気候を、
行ったり来たり。
気象も異常だけど、
そんななかで暮らしていたら、
生き物も異常になってしまいそうだ。
異常では無く、
今度は変化の話。
私の母は、
1週間に4日、
デイサービスに通っているんだけど、
そこで、
晩御飯用のお弁当を、
今まではお願いしていた。
なのに、
今日、
「もう要らないと断って来た」
と母は言い出した。
「ご飯は自分で炊くから、
おかずを一品か二品、買って来て、
冷蔵庫に入れておいて」
と言われた。
「まだ料理は出来ないんだから、
お弁当を頼めば良いのに」
と言うと、
「だって、600円もするのに。
もったいないでしょ」
どうやら、
お弁当を頼むのは、
お金がもったいないと言う事らしい。
でも、
私が、
スーパーでおかずを何品か買って来るんだって、
代金は必要なんだし、
スーパーに行く、
時間や労力だって必要でしょ。
それに、
介護施設の調理場で作ってもらうお弁当と、
スーパーで売っているお惣菜。
どちらが、
栄養面や安全面で上なのか。
お金よりも、
大事なモノが、
世の中にはあるんだと、
最近 思うようになった。
母は、
少しずつ、
歩いたり、
動いたり出来るようになった。
だから、
余計なお金を使うのが、
申し訳ないと思ってくれているのかもしれない。
でも、
平日、仕事で家を空ける私にとっては、
母のために、
毎日、
スーパーに行って、
総菜を買って来ることは、
時間的に、
少し負担に感じてしまう。
それなら、
料理が出来るようになるまでは、
お弁当を用意してもらってくれた方が、
安心だし、
時間的にも楽なのに。
でも、
母の人生は母のモノ。
母の生活も母のモノ。
だから、
母が自分で決めたことを、
私の都合で反対することは、
娘としては出来ない。
正直、
面倒だけど、
それでも、
母が自分で考えて、
自分で決めて、
自分で生きて行くのなら、
それは、それで良い事だ。
親孝行なんて大げさなことではなく、
おたがいさまの、
お手伝いだな。