最近、
仕事が終わって、
家に帰ると、
とにかく眠くてたまらない。
朝起きる時間も、
夜寝る時間も、
変わっていないはずなのに、
なぜか、
最近は眠くてたまらない。
なんでだろう。
気温が下がってきて、
雪山で眠くなる、
みたいな感じなのか。
まさかね。
まあ、
理由は分からないけれど、
とにかく、
日が暮れると、
眠くて眠くてたまらない。
で、
最近は、
我慢できなくて、
途中で横になったまま、
数時間 眠り込んでしまうことが、
何回かあった。
で、
今日も、
晩御飯を食べた後、
眠気に負けて横になったら、
夢を見た。
夢の中で、
前社長が、
どうやら会社を閉めるために、
あれやこれやと、
準備や片づけをしているのに、
私が気づいた。
それで、
前社長に、
「会社を閉めるんですか」
と聞いたら、
「そうだ。
私のことを散々ないがしろにして来たくせに」
と言われた。
そこで、
目が覚めたんだけど、
その時、
夢だったと分かったけれど、
でも、
こんなことが、
実際に起こるかもしれないな
と思った。
前社長は、
奥さんが病気になって、
その看病をするために、
社長業を退いたんだけど、
奥さんが亡くなって、
その後、
時々、
会社にやって来ては、
会社の業務や経営について、
意見を言って来る。
もちろん、
もともと、
前社長が起ち上げた会社だから、
その意見は、
参考にするべきなんだと思うんだけど、
今の社長とは意見が合わないこともある。
さらに、
『おそらく』『きっと』という感じで、
詳細を確認せずに、
仕事を受けたりすることもあって、
後始末をしなければいけない私にとっては、
ちょっと待ってくれと言ってしまうこともある。
そういうことを何度か繰り返しているうちに、
「会社のことは、そちらに任せる」
なんてことを言う事も何度かあって、
そういう記憶が、
今回の夢につながったんじゃないかと思っている。
『任せる』って、
そもそも、
数年前に社長業を退いた時に、
『あくまで助言者という立場で関わる』
と言ってたんだけど、
それでも、
「私の時は」
「私だったら」
と、
何かと意見を言って来ることも多くて、
さらに、
その時に、
「会社を守るために言ってるんだ」
と、
半ば押し付けてくるようなこともあって、
前社長の思い通りにいかないことに、
納得できないんだろうなと思うこともあった。
うちの会社だけではなく、
世代交代をする時は、
こういう事が、
あちこちで起こっているんじゃないかなと思う。
上司や先輩が、
「私たちの時は」
とか
「昔は」
なんて、
部下や後輩のやり方に物申してくることあるでしょ。
それが、
ありがたい時もあれば、
今の時代に合わない、
困ったアドバイスの時もあって、
困ることもある。
『亀の甲より年の功』
なんて言葉もあるけれど、
今のように、
世の中のいろんなことが、
どんどん変化していく状況だと、
以前のやり方では対応できないことも、
けっこうあったりするんだよね。
そういう私も、
どんどん新しいモノが出てくる世の中に、
まったく付いていけてないんだけどね。
今は、
年の功より、
いかに世の中の変化に目を向けているかが、
大事なのかもしれないな。
それにしても、
前社長、
今後、会社をどうしていくつもりなのか。
社長は退いたけれど、
全株を所有する唯一の株主なので、
会社をどうしていくかを、
決める権利がありますからね。
前社長自身も、
なにかにつけて、
「株主として経営には意見を言う」
と言ってるからね。
どうなるのかしら。