ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

何かと思えば

12月は会社の決算月なのだが、
前社長が、
「来年の展望について、
予告編を話したい」
と言ってきた。

予告編ってどういう意味?
って思ったら、
どうやら、本編は
2時間くらいになりそうなんだって。
だから、
それに先立っての予告編
ってことらしい。

って、長くないか。
2時間も、いったい何を話すつもりなのか。

ニュースなどで見かける、
大手企業の株主総会じゃあるまいし、
2時間も話すネタが、
うちのような小さい会社にあるのか、
と思ったら、
会社の展望というのは、
あくまで口実で、
主題は、
自分が保有している株を譲るから、
譲渡で必要な税金を支払ってくれという話みたい。

前社長から、
「株を譲ってもよい」と、
何度も聞かされているのだが、
そう言いながら、
一方では、
「株主として意見を言わせてもらう」
とも言ったりして、
どっちなんだいって感じではある。

譲ると言ったって、
税金などの発生する費用を負担しなければいけないのなら、
正直 譲り受けたいとは思わない。

だって、
非上場の株だから、
会社の資産に応じて、
株価は決まるみたいだし、
前社長が言うには、
社員3人で買い取る事になったら、
税金は、
1人あたり
数百万円になるとか、ならないとか。

田舎の小さい会社の株を、
ただのサラリーマンが、
数百万払って、
手に入れたりするのだろうか。

ましてや、
社長の家は、
会社の真横にあって、
社長を退いた後も、
何かと顔を出している状態で、
譲り受けたって、
あくまで形式だけで、
実質の権力は前社長にあるに決まっている。

まさに、
雇われ社長ならぬ、
雇われ株主だ。

さらに、
会社の土地も譲ると言っていて、
いったい、税金はいくらになるのか。

さらに言えば、
借金してまで、
会社の一部を所有したいという気持ちも、
申し訳ないが無いんだよね。

下手すると、
権限や決定権は無いのに、
責任だけを負わされかねない。

以前、
会社をたたむ時は、
社屋を取り壊して、
更地にして土地を返してもらうと言ってた事もある。

もちろん、
借地の上に建てた建物は、
返還時には取り壊さなければいけないけれど、
そもそも、
建物を建てたのは、
前社長なのに、
社長を辞めて、
大家という立場になった途端、
後始末は、
社員の私たちの責任になってしまうことが、
正直なところ、
不満だったりする。

兎にも角にも、
なんだかんだと、
お金を支払えという話。

今のままなら、
給料を貰える間、
雇ってもらうだけなのに、
株を持て、
土地を持て、
って、
いったいどうなるのやら。