自分で言うのもなんだけど、
私は、
他人から嫌われる人間だ。
他人の成功や幸せに対して、
嫉妬してしまって、
素直に喜べないし、
拗ねて、
ひねくれた言動をしてしまう。
自分のペースで行動したいから、
団体行動を億劫に思ってしまう。
自分のことを、
根掘り葉掘り聞かれるのは苦手で、
そのせいか、
他人のことも、
あまり深く、
聞くことが出来ない。
だから、
雑談のような会話は苦手だし、
悩みを相談することも出来ない。
こういう人間だから、
嫌われても当然なのかもしれない。
そう思うようになって、
他人から嫌われないように、
人を責めるような物言いをしないように心掛けたり、
自己主張をしないようにしてみたり、
そんなことをしてみたけれど、
そんなことでは、
好かれはしないんだよね。
で、
好かれないのなら、
一人でいよう。
一人でいれば、
嫌われやしないかと、
びくびくすることもないし、
なにより、
一人でいることが、
自由で気楽で、
私にとっては心地良い。
そう思ってはいても、
やはり、
嫌われて、
誰も相手にしてくれないのは、
寂しい。
人生50年が過ぎて、
あと、
何年生きていられるのか。
残りの人生、
自分らしく、
自由に、
そう思うから、
無理してまで、
人間関係を築きたいとは思わない。
でも、
それでも、
わずかな時間でもいいから、
誰かと、
時間や気持ちを共有したい、
そんな風にも思う。
そういう相手と出会うためには、
もう少し、
他人に関心を持たないといけない。
そして、
そういう相手と、
無理せず、
交流できるためには、
どうすれば良いのか。
調べてみたら、
自分を大切にし、
相手も同じように大切にする
「アサーティブ・コミュニケーション」術というものがあるらしい。
コミュニケーション術を身に付けることで、
「言いたいけれど、言えない」から、
「言いたいことを言える」ようになり、
さらに状況に応じて
「言えるけど、言わない」ことを
選ぶことができるようになるそうです。
何を言うか、言わないか、自分の意志で選ぶことが大切なのだそう。
コミュニケーション術を身に付けるためには、
1. いまの自分の気持ちを受け止める
2. 相手が理解しやすい言葉を選ぶ
3. 人に責任を押しつけない
4. 「私」の視点で、責任の所在を明らかにする話し方をする
5. 事実と、自分の要望を具体的に伝える
6. 自分の言葉癖に気づく
7. ポジティブな表現でよい人間関係を築く
などが効果的らしい。
今年の目標にしよう。
自分らしく、
そして、
相手も尊重する、
そんな人間関係を、
いつか築けるように。