昨日、
決算の結果を、
税理士の先生から報告を受けた。
その際に、
税理士の先生は、
「今年も利益が出ているから、
貰えるうちに、
報酬をもらった方が良い。
だから、給与額をあげたらどうですか」
と言っていた。
さらに、
会長に、
「取締役社長を退いたんだから、
経営は、
新しい社長に任せた方が良いのでは」
と言ったらしい。
そういう風に言われて、
「給与額は、
社長が決めたら良い」
と社長に言って来たらしい。
今までは、
「(社長業は退いても)
株主だから、
金銭的なことは自分が決める」
と社長には言っていたのに、
気持ちが変わったのか。
いや、
きっと違うだろう。
と、
私は思っている。
経営面で頼っている、
税理士の先生に、
経営は任せろと言われて、
かなりがっかりした様子だったと、
事務所の方から聞いた。
がっかりするくらい、
株主として、
経営に口を出すことを、
当然で、
それを皆がありがたがっていると
思っていたってことだろうから。
もちろん、
『物言う株主』なんて言葉があるくらい、
株主が、
株主総会で役員報酬を決定するんだし、
経営方針についてだって、
意見を言う権利があるんだから。
ただ、
うちの会社の場合、
会長は、
ただの株主ではなく、
創業者で、
元社長で、
そして、
社屋の横が自宅で、
常に、
会社の近くにいる存在だ。
だから、
社長から会長へと、
退いた後も、
最終的なお伺いは立てる感じだし、
会長の方から、
あれやこれやと言って来る感じで、
数年過ごしてきた。
だから、
税理士の先生に言われたからといって、
すぐに
『任せる』
なんてことになるとは思えない。
と思っていたら、
1日経った今日、
決算結果を踏まえた
『今年度の報酬額について』
という文書を渡された。
その文書には、
決算額が○万円
純利益が○万円
現預金が〇万円
そこから、
給与額は〇万円
てな感じで、
細かく書いてあった。
しかも、
文書の1行目には、
『株主総会 議事録とする』
と書いてあった。
それを持ってきたのが、
今日の午後なので、
おそらく、
昨日から、
あれやこれやと考えて、
書いたんだろうなあ。
いやあ、
「任せる」
と言ったものの、
1晩経ったら、
やっぱり意見を言うべきだと、
気持ちが戻ったんだなあ。
この調子なら、
今年度も、
経営は、
社長には任せず、
会長がいろいろと決めていくのだろう。
社長の方は、
会長の言う通りにするのだから、
株は受け取らないし、
廃業することがあっても、
最後の始末は会長に任せたい
と言ってます。
それにしても、
こんな感じなのに、
どうして会長は、
「株を社長に譲りたい」
なんて言い出したんだろうなあ。
もしも、
社長に譲ってしまっていたら、
形的には、
経営に関して、
口出し出来なくなっていただろう。
ただ、
会長の性格と、
物理的な距離から考えて、
それでも、
口出しはして来ていただろうと、
私個人は思ってますね。
もしも、
そうなっていたら、
贈与税を負担してまで、
社長が株を引き受けた意味が無くなっていただろう。
創業者って、
会社に対して、
思い入れが強いだろうし、
費やしてきた、
時間やお金を回収したいって気持ちも、
湧いてしまうだろう。
だから、
会長が、
完全に経営から離れるなんてことは、
きっと無理だと思う。
実際、
社長を退いた後も、
暇があれば会社に顔を出し、
あれやこれやと物申していたからね。
一線を退くって、
元気なうちは、
なかなか難しいことなんだな。
とくに、
会長のように、
仕事が1番大事って人は手放すことが出来ないんだろうな。