ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

仕事や会社に依存する会長の未来は

ついこの間まで、
『株を譲る』
と、
しつこいくらい言っていた会長だけど、
税理士の先生に、
「あまり強引な方法を取らない方が良い」
と諭されて、
それについては、
あきらめたような感じ。

私は、
株価と言うものが、
どういう風に決まるのか、
くわしいことは分からないんだけど、
資産に応じて、
株価が決まるみたいで、
うちの会社は、
負債が無いので、
会社の資産=株価って考えると、
かなり高額になる、
というのが、
会長と税理士の先生との、
共通の認識。

で、
会長は、
株を譲るために、
会社の資産を、
ぎりぎりまで減らせば良いと考えたみたいで、
社員に、
給与を、
いつもより大幅に多い額を支払って、
会社の現預金を減らして、
株価を下げようとしていたらしい。

さらに、
株を譲られた際に、
社員が負担する税金も、
増やした分の給与から支払うことにすれば、
負担にならないだろう
と考えたらしい。

それを、
税理士の先生に話したところ、
そんなことをして、
現預金を減らしたら、
仕入れや、
通常の経費などの支払いが滞ってしまう。

そのせいで、
借金をするようなことになったら、
返済し終わるまでに、
利息という、
本来なら必要ない費用が発生してしまう。
さらに、
今まで無借金経営で、
長年やって来たのに、
いきなり、
負債が増えた状態になってしまう。

そんなことをするのは、
会社にとって、
良くないのではないかと、
会長に話したみたい。

それでも、
会長にとっては、
長年、
考え続けてきた、
最善の策だったから、
なかなか納得できなかったみたいで、
税理士事務所で、
けっこう長い時間、
粘っていたらしい。

結局は、
税理士先生の言い聞かされる形で、
力技みたいな株譲渡は諦めたみたい。

でもね、
結果的には、
それで良かったんだと思う。

株を譲渡しないとなってから、
何かにつけて、
「私は株主だから」
と、
会社のいろいろな決定に際して、
意見を言って来ることが増えた。

うちの会社は、
非上場で、
創業者の会長と、
その家族が株を所有している。

会長が株を譲ると言い出した時、
社長は、
「(会長にもしものことがあった時)
子どもたちに相続税の負担を掛けたくないから、
(社員に)譲るなんて言い出して、
その負担を、こっちに掛けようとしてるんだ。
結局、
会社のことじゃなく、
自分の子どものことを心配しているだけだ」
と、
軽く対戦モードだった。

まあ、
もしも、
本当に株を譲っていたら、
どうなっていたんだろう。

会長とは、
あくまでも、
私たち社員の気持ちの面での形であって、
書類上は、
社長を退任して、
筆頭株主という立場でしかない。

だから、
株を譲ってしまったら、
本当に、
社外の人になってしまう。

でも、
会長の家は、
社屋の真横で、
今も、
毎日、
顔を出して、
座席に座って、
会社宛てのメールやFAXに目を通している。

そんな毎日を送っているのに、
株主でもなくなってしまったら、
いったい、
どういう立場で、
会社にやって来るつもりなんだろう。

しかも、
社屋の鍵も持っているから、
終業後や休業日に、
誰もいない会社で過ごしているらしい。

いくら創業者だとしても、
取締役でも株主でも無くなったのに、
誰もいない社屋に出入りするって、
なかなか出来ないことだと思うんだけど、
それを我慢できる人では無いんだよ、会長は。

今も、
何かと、
会社の方針に口を出すんだけど、
自分でも
迷惑がられているんじゃないかって思うみたいで、
たまに、
「このくらいのアドバイスなら、
 うっとうしくはないだろう」
とか、
確認してくることがある。

うっとうしいと思われてるんじゃないかって、
心配な気持ちもあるんだな。

まあ、
私は、
取締役を辞めたとしても、
そして、
将来、株主じゃなくなることがあったとしても、
それでも、
会長の会社であるというのは、
変わらないんじゃないかって思ってる。

引き際って難しいし、
自ら身を引くというのは、
さらに難しいんだろうな。

「将来、老人ホームに入ろうと思う」
なんて会長は言ってるけど、
会長の性格だと、
自分で、
その時期を決めるの、難しいんじゃないかな。

まだ自分は大丈夫。
自分のことは自分で出来る。
そんな気持ちが強そうだから。

まあ、
会長が会社に依存している限り、
会社が続くだろうから、
給料をもらっている身としては、
長く依存してくれる方がありがたいんだけどね。