秋田県の大仙市で、
家の中で亡くなっているのが発見された男性が、
どうやら、
熊に襲われたのではないかというニュースを見た。
ついこの間、
北海道で熊に襲われた方が亡くなったところだというのに、
また、
同じような事が起こったのだろうか。
ただ、
亡くなった方が見つかったのが、
住宅街に建っている、
男性の自宅の中だったというのが、
驚きだし、
すごく怖い事だと思う。
同じ秋田県で、
12日にも、
自宅の敷地内で、
熊に襲われた男性がいたそうです。
その他にも、
秋田県内では、
民家の敷地内の菜園を荒らしたり、
畑の作物を食べたり、
他にも、
自動車道で車にぶつかったり、
あちこちに姿を現しているようだ。
もちろん、
熊には熊の事情があるのだとは思う。
山や森の中に餌になるものが少なくなって、
仕方なく、
人間の生活圏まで降りて来て、
食べ物を手に入れようとしている。
でも、
一度、
人間を襲った熊と言うのは、
ずっと、
人間を襲うようになると言われている。
さらに、
人間を襲う理由が、
『食べる』になってしまったら、
もう、
共生することは難しいだろうと思う。
北海道や秋田で、
人間を襲っている熊が、
どういう理由や目的で、
人間を襲っているのか。
もしも、
異常気象で、
手に入りづらくなった、
食糧として、
人間を手に入れたいと思っているのだとしたら。
そんな熊が、
いつ、
自分の住む家の中に入って来るかもわからないとしたら。
いつ、
歩いている自分の目の前に現れるかもしれないとしたら。
怖い。
怖すぎる。
人間の生活圏に熊が現れたら、
熊を追い払う程度の対応なのかもしれないけれど、
その熊が、
人間を襲うのだとしたら、
自治体としては、
駆除をせざるを得ないだろうなと、
私個人としては思っている。
しかし、
駆除をする際、
『殺処分をするなんて、熊がかわいそうだ』
『武器を使うのは卑怯だ。素手で駆除しろ』
などの苦情が寄せられているのだという。
ネットニュースでは、
こういう言葉で表現しているけれど、
実際は、
電話口や窓口で、
もっとひどい言葉を吐いているのではないかと、
これまた、
私個人としては思っている。
もちろん、
熊には熊の事情があって、
命の重さに、
人間と熊で差など無い。
そんなことは分かっている。
命の重さは平等なのだから、
熊の命を守るために、
地元の住民が、
襲われて、
傷つけられて、
ましてや、
命を奪われて良いわけがない。
だから、
苦情を言う前に、
熊と人間が、
共に生きる方法を考えるべきなんだと、
これまた、
私個人としては思うのだ。
だけど、
今すぐに、
良い方法が見つからない。
そして、
その間も、
熊の目撃情報は相次ぎ、
熊に襲われるかもしれないという、
恐怖の中、
住民は暮らし続けなければいけない。
そして、
たまたま出くわしたという理由で、
熊に襲われてしまうのだ。
熊を駆除することを決めた自治体だって、
何もしない熊を、
駆除しようと言ってるわけではない。
喧嘩を売るわけでは無いけれど、
苦情を言う人たちは、
害虫駆除もしないのだろうか。
どんなに刺されても、
蚊取り線香を焚いたり、
スズメバチの巣を取り除いたり、
そういうことをしないのだろうか。
熊の命が大切だと言うなら、
蚊や蜂だって、
むやみに駆除すべきでは無いはずだ。
全ての生き物の命を、
大切にしなければいけないことは、
子どもだって分かっている。
でも、
他者を大切にするのと同じように、
自分の事も、
大切にして良いはずだ。
ああ、
こういうことを言うと、
きっと、
ひどい人間だと言われるのだろうなあ。
実は、
我が家の敷地内に、
足長バチが巣を作ったことがあって、
何十匹もの働きバチが、
巣にいる様子を見て、
刺される危険を回避するために、
駆除したのだけど、
その話をしたら、
「足長バチなら、
刺されても大したことが無いのに、
駆除するなんて、ひどい」
と言われて、
すごく驚いたものだ。
大したことが無いって、
刺されれば痛いし、
過去に刺されて、
腫れあがって、
病院で治療をしてもらった経験もあるから、
とてもじゃないが、
刺されるかもしれないのに、
敷地内にハチの巣を放置することなど、
私には出来なかった。
もちろん、
殺してしまった足長バチには、
申し訳ないとは思う。
思うけれど、
私は、
刺される恐怖を、
ずっと感じながら、
冬になるまで過ごすことが出来なかった。
ひどいと言うなら、
言ってもらって結構、
そう思いさえした。
私は冷酷な思考の持ち主なんだろうか。