今日は、
父を斎場に運んで、
火葬してもらう日。
昨日は、
晴れて、暖かい日だったのに、
今日は、
朝から雨が強く降っていて、
暗めな朝だった。
昨日、
葬儀場の方に、
「棺の中に入れたいものがあれば、
持って来て下さい」
って言われていたんですが、
母が
「何も入れない」
と言うので、
私も何も用意しなかった。
ただ、
父は、
施設でも、
わざわざ購読料を支払って、
新聞を読んでいたので、
新聞を棺の中に入れてあげようと、
伯父さんが持って来てくれて、
胸元に新聞を入れて、
棺のふたを閉めた。
斎場に着くと、
すぐに、
火葬の準備が始まって、
いよいよ棺が火葬場の中に入っていきました。
火葬が終わるまで、
約1時間。
斎場のロビーで、
たわいもない話をしながら、
呼ばれるのを待っていた。
日曜日だからなのか、
斎場の喫茶室は休みで、
人気も無く、
窓の外は、
雨が強く降って、
薄暗くて、
最期の日なのに、
昨日の様に、
晴れて暖かい日だったら良かったのになあ。
火葬が終わったと、
呼ばれて、
骨になった父を、
少しずつ、
骨壺に入れて、
家に連れて帰ってきました。
父の施設は、
面会はロビーで行なうので、
父が施設では、
どんな部屋で、
どんな生活をしていたのか、
私は見たことが無い。
年が明けたら、
退所の手続きをするために、
施設に行くことになっているので、
もしも許してもらえたら、
過ごしていた部屋を見せてもらいたいなあって思ってます。
私は、
どうも、
家族に対して、
すごく冷めていて、
距離も、
遠いみたいです。
ネットで、
いろいろ調べてみたら、
施設で暮らす親には、
月に1回くらいは会いに行くべきだと、
あちこちで書いていた。
なのに、
私は1年以上も会いに行ってなかった。
父はどう思っていたんだろう。
寂しいと思っていたんだろうか。
薄情な娘だと思っていたんだろうか。
ああ、
でも、
いまさら、
ああすれば良かった、
なんて思っても、
もう、
挽回できないんだよなあ。
親子とか家族とか、
人ぞれぞれ、
どんな関係でいるかも様々だと思う。
月に1回会いに行くべきだというのも、
愛情と言う面だけではなく、
高齢になった親に会いに行くことで、
精神的に満たされたり、
認知症のリスクが軽減される、
など、
そういう理由もあるらしい。
ただ、
1年以上前の事だけど、
父に最後に会った時の、
父の様子が、
今もはっきり覚えていて、
そんなに前のことだと、
思わなかったんだよなあ。
その時の父が、
すごく楽しそうで、
会いに行って良かったって、
今でも思っている。
その後、
会いに行かなかったことは、
これからも後悔し続けると思うけど、
でも、
最後に、
楽しく話せたのは、
最高の思い出であり続けると思うし、
私が出来た、
わずかな親孝行だったと思ってます。