ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

ひらやすみ 7巻


ひらやすみ(7) (ビッグ コミックス) [ 真造 圭伍 ]

最近、
本を読みたい
って気持ちが再燃していて、
あれやこれやと、
買っては読んでいるんだけど、
これも、
最新刊を購入して、
週末に読んだ1冊。

登場人物が、
大学生やら、
20代かな、
とにかく若い人たちばかりで、
共感
と言う感じでは無いのだけど、
なんかねえ、
皆、
だらだらしてて、
のんきに過ごしているようで、
でも、
どうしたら良いんだ
って、
悩んでいるんだ
って感じが、
ああ、
若いって、
こういう風に、
悩みながら、
生きていくことが許される時期なのかもなあ
って、
ちょっとうらやましくなっちゃう。

もちろん、
おばちゃんになっても、
悩むことは無くならないけど、
ただ、
少しずつ、
諦めていくことも増えていく気がするんだよね。

したいことが出来たとしても、
さて、
実行できるかって考えた時に、
金銭的なことや、
時間的なことなどを考えると、
ちょっと難しいな
ってことも、
出てくる。

あと、
時間をかけて頑張った結果、
失敗したり、
成果が出なかった時、
方向転換する時間的余裕がね、
やっぱり、
寿命の関係上、
無くなっては来るかもね。

今の私も、
あちこちに出かけたい
という
『したいこと』
があるけれど、
それでも、
両親を含めた家族が生きていくためには、
やっぱり働いて、
お金を稼がないといけない。

手っ取り早く、
大金を手に入れる方法などは、
実際は無いから、
時間を掛けて、
稼いでいくしかない。

そうなると、
したいことは、
どうしても、
後回しになってしまう。

いろんなことが起こっている今、
後回しになんてしてて良いのか、
って、
焦る気持ちもあるけど、
それでも、
日々の生活だって大切なことだから。

『人生は何度でもやり直しがきく』
とは言うけれど、
でも、
何度もやり直しをするのは、
疲れてしまうよね。

本音を言えば、
直線コースの近道で、
大満足の人生を送れれば良いんだけど、
なかなか、
そういう訳にはいかない。

世の中で、
『成功者』と呼ばれている人たちだって、
多かれ少なかれ、
失敗や遠回りをしているはず。

ただ、
それでも、
確実に、
前に向かって進んでいるかどうか
っていうのが、
大事なんだろうな。

楽しい事ばかりでは無いけれど、
しんどいことや、
つらいこともあるけれど、
それでも、
前に向かっていけるかどうか。
立ち止まってしまっても、
目だけは、
前を向いていたいな。

そうじゃないと、
頑張った甲斐が無いもんね。

この漫画、
おっちゃん、おばちゃんの方が、
好きなんじゃないかな。

断腸亭にちじょう 2巻と3巻

断腸亭にちじょう(2) (サンデーうぇぶりコミックス) [ ガンプ


断腸亭にちじょう(3) (サンデーうぇぶりコミックス) [ ガンプ ]

この週末に読んだ漫画2冊。

断腸亭にちじょうは、
1巻だけは、
おそらく去年、買って読んであったんだけど、
その後、
2巻と3巻が発売されていることを知らなくて。

大腸がんのステージ4を告知された男性の、
闘病の記録の漫画。

最近は、
癌を告知された後、
癌サバイバーとして、
漫画や動画で、
闘病の様子を表現する人が多い。

たいていの人が、
告知されるまでは、
まさか、
自分が癌になるなんて思ってもいない。

そりゃあ、
そうだよな。
自分が癌になるって分かれば、
もっと早期に発見するチャンスがあったかもしれないもの。

癌は、
ステージで状態を表現するけれど、
ステージ4というのは、
がんが最初に発生した部位(原発巣)を超えて、
離れた場所にある臓器に転移(遠隔転移)している状態
を言うらしい。

末期がんとは“治療方法がほとんどない、
または、通常のがん治療では身体の体力を奪って、
死期を近づけてしまう状態を言う。

つまり、
ステージ4と末期がんとは、
似て非なるものなんだという事なんだ。

癌って、手術でがんを切除するもんだと思ってた。
でも、
最近知ったけど、
あちこちに転移していたり、
身体の体力を奪って危険だったり、
手術ができない場合は、
抗がん剤を投与する化学療法や、
がんに放射線を当てて
がん細胞の増殖を抑える放射線療法が行われるんだね。

手術が出来ない場合があるなんて、
最近まで知らなかった。
しかも、化学療法も難しい場合は、
痛みや気分の低下を抑えるなど、症状に応じた対症療法が施術される。

前社長の奥さんの場合も、
最初は、
手術をする前に、
癌を小さくするために、
抗がん剤治療をして、
その後、
手術をすると話していた。

聞いた話によると、
抗がん剤治療の間は、
かなりつらい思いをしたそうです。
そんなつらい思いをして、
抗がん剤治療をしたにも関わらず、
効果があまり無くて、
手術は結局出来なかったらしい。

手術が出来なかったので、
抗がん剤と緩和ケアを、
亡くなるまで続けていたらしい。

どんな病気でも、
つらい思いをするのは同じだと思うけれど、
癌と言う病気の怖いのは、
転移と再発なんだと思う。

なんとか、
手術で、
癌化した臓器を切除できたとしても、
検査で見つからない場所に転移していたり、
その後、
再発したり、
そういう可能性がゼロではない。

そういう恐怖を、
癌になった人は、
ずっと抱えたまま、
過ごさなければいけない。

私も、
ここ数年は、
がん検診を受けているけれど、
検診で、
もしも癌が見つかったらどうしよう
って、
毎回、
検査結果を知るのが怖い。

この漫画では、
大腸がんのステージ4と診断され、
抗がん剤治療を受けているんだけど、
抗がん剤と言うのは、
癌細胞を直接攻撃するんだけど、
その威力の大きさの反面、
副作用も大きいと聞くよね。

漫画の中でも、
指先がしびれたり、
便秘になったり、
だるくて動けなかったり。

癌細胞だけでなく、
健康な細胞までもが、
攻撃されてしまうのだろうか。

抗がん剤の副作用と言うと、
脱毛というのが、
イメージとして強いですよね。

他にも、
口内炎が何個も出来るというのも聞いたことがある。

治療するために、
お薬と言うのは、
必要不可欠なんだとは思うけれど、
やはり、
その効果が大きければ大きいほど、
副作用が怖いです。

私も、
以前、
抗生物質を処方されて、
そのせいで、
下痢と嘔吐が同時に起こって、
倒れそうになったことがあった。

普段、
健康で、
消化器官も丈夫な私なのに、
薬を服用したら、
一気に体調が悪くなってしまった。

それ以来、
抗生物質と言う薬剤に対して、
恐怖を感じるし、
今後、
処方される場合は、
必ず、
胃薬を処方してもらおうと、
心に誓っている。

癌と言うのは、
誰もが罹る可能性がある病気だし、
防ぐのは難しい気がする。

だから、
せめて、
早期発見したいと思って、
勇気を出して、
がん検診を受けている。

来月には、
胃カメラ検査と大腸がん検査を受ける。

そして、
夏前には、
腹部エコーを受ける予定。

春には乳がん検査を受けて、
6月には、
子宮頸がんと子宮エコーの検査を受ける。

春から夏にかけて、
毎年、
がん検査の連続で、
それで、
せっかくの休みが潰れてしまう。

でも、
今の目標は、
健康に寿命を全うすることなので、
その為には、
仕方ない。

漫画の中に、
「なんで自分ばっかりこんな目に合うんだろう」
という主人公のセリフがある。

まさにそうだよな。

癌のような大きな病気はもちろん、
生まれつきの障害や持病などで、
大変な思いをしている人は、
1度ならず、
こういう気持ちを感じる事だろう。

大なり小なり、
人は、
何かしらの悩みやつらさを持っている。

そういう時、
つい、
『自分ばっかり』
と、
恨み言を言ってしまう。

つらいよな。
結局、
自分の気持ちは、
自分にしかわからない。

同じように、
他人の気持ちは、
自分には分からない。

だから、
『自分ばっかり』を、
皆が感じているんだと理解して、
『お互い様』
だと思えることが出来れば、
少しは穏やかになれそうな気がする。

とは言え、
私には、
そんなつらい思いは、
今のところ、無いのだけれど。

歯の治療中に寝ちゃってました

4月14日。
なんか、
数字の並びが良いのか悪いのか。

昨日、
歯医者に行ったんだけど、
歯医者さんって、
治療中、
台が、
フラット状態になるでしょ。
さらに、目を覆うタオルを掛けてもらって、
あとは、
されるがまま。

で、
今回は、
ブリッジ部分をやり直すために、
今のブリッジを外してもらって、
型どりをしてもらっていたんだけど、
その途中で、
なんと、
わたくし、
寝てしまいました。

どうやら、
嚙み締めた状態の型を取ってたのに、
途中で、
私が口を開け始めたもんだから、
先生も助手さんも、
びっくりを通り越して、
笑ってました。

その笑い声で、
自分が寝てしまっていたことに気づいた私。

恥ずかしいというより、
申し訳ない気持ちでいっぱいでございました。

しかも、
先生からは、
「型どり、失敗しちゃうと大変なんで、
 少し頑張ってくださいね」
なんて言われてしまいました。

本当に申し訳ない。

そんなこんなで、
型どりが終了して、
台を椅子仕様に戻してもらった時、
「ごめんなさい。
 うっかり寝ちゃってました。」
って言ったら、
助手さんは、
「長い時間だったんで、
疲れちゃいましたね」
なんて、
優しく言ってくれました。

治療してもらっているのに、
すっかりリラックスして、
寝てしまうとは。
患者としての気構えがなってないよね。

以前も、
美容院で、
髪の毛を洗ってもらってた時も、
うっかり寝ちゃった事があるんだよなあ。

それにしても、
私は、
本当にどこでも寝られるんだなあって、
改めて思いました。

枕が変わると眠れない
なんて人もいるらしいけど、
私は、
枕が変わろうが、
部屋が変わろうが、
どこでも眠れちゃうんだよなあ。

繊細
とか
神経質
なんて言葉とは、
無縁な人間なんですよね。

まあ、
鈍感なおかげで、
ストレスを感じることも少なくて、
日々、
のんきに過ごせているから、
幸せだなあ
と思ってはいるけれど、
反面、
危険回避能力とか危機管理能力は、
すっごく低い事だろう。

だって、
歯を削られてるのに、
のんきに寝ちゃってるんだよ。

いつ、
命を奪われてもおかしくないな。

ああ、
それよりも、
また、
贅沢仕様のジルコニアで、
被せるんだけど、
ブリッジだから、
一気に3本分なんだよなあ。

ああ、
自分で選んだこととはいえ、
高いなあ。

本当に、
そんなに高いモノ使うほど、
私の口内に価値はあるんだろうか。

度重なって来ると、
ちょっと、
疑問に感じてくるなあ。

でも、
まあ、
今、治しておけば、
しばらくは治さなくて良いはずだから、
良しとするか。

桜の花びらは豪快に散っていく

毎日 通勤途中で、
花を咲かせている桜の樹。
数日続いた雨のせいか、
それとも、
気温が上がって、
必然的なのか、
花びらを豪快に散らせております。

これは、
私の個人的な好みなんだろうけど、
花が散るのって、
あんまり好きではないんだよなあ。

落ち葉は、
それほどではないんだけど、
お花が、
だんだんとしおれて、
色も褐色化して、
そして、
一片一片、
花びらを落としていったり、
大きな花だったりすると、
ぼとって感じで、
お花が落ちちゃうんでしょ。

あの様子が、
なんだか、
命が終わったって感じがして、
どうも好きになれない。

もちろん、
樹の場合、
花が散っても、
実が出来たり、
また、1年経てば、
花を咲かせるんだろうけど、
それでも、
やっぱり、
今まで咲いていた花が、
落ちてしまった
って言う事実は変わらない。

だからかな、
部屋の中に、
生花を飾ろうという気持ちにも、
あんまりなったことが無い。

きれいに咲いている間は良いんだけど、
そのうち、
処分しないといけない時がやってきた時、
何とも言えない、
嫌な気持ちになるんだよなあ。

なんだろう。
寂しいとも違う。
悲しいとも違う。
申し訳ない気持ちって言うのかな、
そういう感じ。

ゴミとして捨てる時に、
しおれた花が目に入ると、
申し訳ない気持ちになってしまう。

きっと、
私にとって、
花びらの部分に、
生命体のイメージを持ってしまうんだろう。

だって、
野菜とかの皮を剥いても、
何にも感じずに、
ぽいぽいってゴミ箱に捨てられるからね。

だから、
落ち葉は、
全然平気。
履き掃除して、
平気でゴミ箱に捨てられる。

だから、
もしも、
部屋に飾るなら、
花が咲かない植物が良いな
と思ってる。

それか、
しおれても、
そんなに花の状態が変化しないモノ。
明らかに、
茶色く変色したり、
しおれてしまう花は、
ダメだ。

そういえば、
以前、
我が家で、
金魚を飼っていたんだけど、
死んじゃって、
水槽で見つけた時、
すごく怖くなって、
すくいあげるのも怖かったなあ。

生きている時は、
可愛いって思ってたのに、
死んで、動かなくなった瞬間、
すごく怖くなった。

なんなんだろうね、
この感情。

平和な国で生まれ育って、
死というモノに対して、
免疫が無さすぎるんだろうな。

悲しいとか、
寂しいとか、
そういう感情よりも前に、
怖くなってしまう。

私って、
冷酷な人間なんだろうか。

自分の親しい人が亡くなってしまっても、
恐怖を感じてしまうのかもしれない。
動かなくなってしまった事に対して、
脳が処理しきれないんだろうか。

だから、
せめて、
すべての命が、
寿命を全うしてほしいなと思う。

戦争とか、
犯罪とか、
事故とか、
病気とか、
いろんな理由で、
命は奪われてしまうけど、
そうではなく、
ただ、穏やかに寿命を全うできる、
そういう世界になって欲しいし、
私も、そうありたい。

年金保険料 65歳まで納付になってしまうのか

厚生労働省は、
年金制度を点検する今年の財政検証で、
国民全体が加入する基礎年金(国民年金)で、
保険料の納付期間を40年から45年に延ばした時の影響を試算する。
基礎年金は老後生活を支えるには給付が足りない側面があり、
納付期間の延長でどこまで増えるかを検証する。

こういうニュースを見かけた。

最近、
定年退職後、
収入が年金だけの世帯では、
かなり生活が苦しい
なんて話を、
あちこちで目にするようになったし、

政治家自体も、
「老後2000万円」
なんてことを言うくらい、
年金と言う制度が、
どんどん進む少子高齢化で、
成り立たなくなってきているんだと、
今では、
誰もが知っている。

そのせいで、
年金を納めないという人も、
いるらしい。

確かに、
毎月毎月、
金保険料を支払ったとしても、
将来、
年金の支給が行われなかったらどうしよう
という不安を感じるな
と言う方が無理がある。

老後資金の為に、
自分自身で、
資産運用をしよう。
金保険料ではなく、
同じお金なら、
投資しよう。

そう思われても、
仕方のない、
現状だと、
私も思う。

私自身は、
20歳から50歳の現在まで、
ずっと年金保険料を納めている。
学生を卒業してからは、
企業に勤めているので、
そのほとんどが、
厚生年金保険料だけど、
現在は、
給料の約10%が、
金保険料として、
徴収されている。

それいがいにも、
健康保険料や雇用保険料も支払っているし、
所得税や住民税だって支払っている。

総支給額から、
これらの天引き額を支払って、
手元にやってくる、
いわゆる手取り額は、
思っている以上に少ない
というのが、
ほとんどのサラリーマンの気持ちだろう。

だからこそ、
あてにならない年金にお金を支払うのなら、
今、
さかんに言われている、
NISAなるものに、
お金を使いたい
と思ってしまうのだ。

なのに、
さらに、
納付年齢を5歳も引き上げる
なんて聞いたら、
やっぱり、
年金制度はあてにならない
って思われてしまうよね。

年金の支給年齢も、
遅らせれば、
支給額を増やしてあげますよ
なんてことを言ってるけど、
納付年齢が上がれば、
必然的に、
支給年齢も上がってしまうんじゃないの。

今、
私は50歳。
何歳まで、
働いて、お金を稼ぐことが出来るのか。

手に職も無く、
これといった特技も、
仕事のスキルも無く、
何をして、
お金を稼いでいけばよいのか。

大きな病気もせず、
体格も大きい方だし、
体力もある方だとは思う。

そう、
誇れるのは、
健康であるという事。

もちろん、
結局のところ、
健康であるということが、
生きていくうえで、
最も有利な事なんだと思う。

健康でなければ、
出来ないことが、
たくさんある。

元気なら、
出来る仕事って、
あるのかしら。

65歳まで年金を納付して、
70歳から年金を支給してもらって、
それまでは、
せっせと働き、
少し節約して、
資産を増やして。

お金がすべてではないけれど、
お金が無ければ出来ないことが多すぎる。

こういうことを考えると、
やっぱり、
やりたいことは我慢しないけど、
やらなくていい事はしない方が良い
って思うよね。

何をするにしたって、
お金と時間は消費しちゃうから。

少子高齢化の日本。
私が高齢者と呼ばれる年齢になった時、
どうなっているのだろう。

少しでも、
お子さんが増えてくれていると良いんだけど。

1ドル153円って、いつのまにこんなに円安に

1ドル153円台と円安が進んでいます。

円安と言うのは、
日本の円と言う貨幣が、
世界でどういう評価をされているか
という事なので、
日本の経済の見通しに対しては、
まだまだ厳しいと思われているのかな
と思ってしまいますね。

いつの頃からか、
円安が話題になるようになって、
最初の頃は、
「このままでは150円台にのってしまう。
 日銀が介入するぞ」
なんて言ってたはずなのに、
ここ最近は、
当たり前のように、
1ドルは150円以上ですよね。

日銀と言えば、
マイナス金利を解除して、
17年ぶりに、
金利を上げるって言われてますよね。

この春は、
賃上げ率も、
32年ぶりの高水準とか言っているけれど、
日本経済は、
いったいどうなっているんでしょうか。

材料費や人件費、光熱費など、
あれやこれやと価格が上がっていて、
企業の経費は上がっている。

それが、
どうしても、
販売価格の値上げにつながってしまい、
消費者の出費も大きくなってしまう。

賃上げ率が高いとは言っても、
あくまでも平均値だろうから、
すべての人の賃金が上がっているかは分からない。

さてさて、
消費者の財布の紐は、
緩んでくれるのでしょうか。

コロナ感染の自粛も解除され、
去年あたりから、
観光の人出は戻りつつあるみたいですよね。

今年のお花見の経済効果は、
1兆円を超えるらしいので、
消費は増えてきているのかしら。

私の会社では、
部品のほとんどを、
海外から輸入しているので、
為替レートの動きは、
支出額に直結するので、
最近の円安傾向は、
頭の痛い話です。

今までなら110円で買えたものが
150円になってしまうわけですから。

海外だけでなく、
国内で仕入れる部品も、
材料費や人件費の高騰を受けてか、
買うたびに、
値上げのお知らせが届くくらい、
1年の間でも、
何度も値上げされているモノもあります。

それに合わせて、
わが社でも価格を上げざるを得ない状態ですが、
価格を上げることで、
お客さんが離れてしまわないか、
そのせめぎあいですよね。

去年の決算時期に、
税理士の先生にも指摘されましたが、
売上高は下がっているのに、
仕入れ高は大きく上がっているので、
純利益は下がっています。

そんな状態でも、
賃金を上げるべし
という政府の意向を受けて、
大企業を中心に、
賃金は上がる傾向。

わが社も、
4月からは基本給2%増が、
前社長の鶴の一声で決定しました。

一方で、
社長からは、
「そんな仕事の仕方をするなら、
 給料を下げてもらいたい」
と、
私は、
事あるごとにダメ出しをされているんで、
来年度は、
減俸になる予定です。

今年は、
年明けから、
家電やら家族の事やらで、
出費が多かったので、
今年は、
あまり貯蓄できないな
と思っているのに、
来年、収入が減ってしまうというのは、
正直厳しいなと思ってます。

日本政府が推奨している、
資産運用も、
少しずつはしていますが、
余裕しゃくしゃくの老後資産を蓄えるためには、
支出を抑えるのも、もちろんだけど、
収入を増やすのが、
1番手っ取り早い。

来年、給料が減るようなら、
もっと、
効率的に仕事を片付けて、
空き時間に出来るアルバイトを探さないと。

特に特技も無い私でも、
雇ってくれるバイト先、
あるかしら。

支出を抑えると言っても、
無駄遣いはしないようにするけれど、
大好きなお出かけは、
やめたくはない。

だって、
いつ何が起こるか分からない今、
したいことを我慢して、
老後に備えるというのは、
もう出来ない。

したいことはする。
でも、
どうでも良い事はしない。

それが、
今の私の節約だな。

さて、
あと9か月。
どれぐらい、
お金を残せるか。

出来るだけ、
たくさん残して、
とっとと、
リタイアしたいもんです。

漫画では、魔族には罪悪感が無いというけれど

新年度が始まって、
入学や進級など、
新しい学校での生活をしている学生さんも多いだろう。

そんななか、
大阪の私立高校の部活動で、
監督とコーチが、
生徒を丸刈りにした
というニュースを見た。

監督は40代、
コーチは20代。
そんな若い人が、
まだ、
こんなことをしているんだと、
怒りと言うより、
驚きと恐怖を感じた。

部活動内で、
失敗をしたというのが理由らしいけれど、
指導ではなく、
罰を与えるという形でしか、
対応できない大人という、
典型的な例だなあと思う。

このニュースを見て、
思ったんだけど、
『叱ると怒るは違う』
と言う言葉を、
どこかで見聞きした気がする。

本当に、
その通りだと思う。

他人を教育したり、
育成するというのは、
とても難しいと、
私も思う。

まず、
相手のことを理解しなければいけないし、
理解したうえで、
どういう指導をすれば、
相手が成長するか、
どういう声掛けをすれば、
相手の意識を高めることが出来るか。

難しいよね。

でも、
失敗したから、
すぐ罰則。
これはねえ~、
今どきは
なんて言葉では済まされないと思う。

確かに、
私が子どもの頃は、
学校の先生でも、
叱るではなく、
怒っている人もいたような気がするし、
体罰』なんてものも、
黙認されていたかもしれない。

これは、
私の個人的な考えだけど、
昔も、
黙認されていただけで、
許していない人もいたはず。

同じように、
『しつけ』と『虐待』の違いが分からない親も、
最近は問題になってますよね。

もちろん、
相手が幼い子どもだったとしても、
危険な事や、
周りに迷惑をかける事に対しては、
厳しく教えないといけないとは思う。

それ以外にも、
家庭ごとの決まり事とか
約束などを、
教えたりもしなくてはいけないかもしれない。

でも、
大人の思う通りにならないからといって、
暴力をふるうなんてことは、
絶対に許してはいけないと思う。

私は、
自分より、
体格や立場が弱い相手に対して、
攻撃するという事に対して、
罪悪感を感じないことが、
いまだに理解できない。

ましてや、
幼い子供が、
命を奪われるまで、
暴力をふるい続けるなんて、
いったい、
どういう精神構造なんだろう。

変なたとえだけど、
『葬送のフリーレン』という漫画で、
魔族には『罪悪感』が無い
という描写があるんだけど、
人間にも『罪悪感』が無い個体がいるのかもしれない。

私だって、
他人に意地悪をしてしまったり、
傷つける言動をしてしまうけれど、
それでも、
暴力をふるっても、
平気ではいられない。

つい感情にまかせて、
失礼な言動をしてしまっても、
その後、
すごく罪悪感に打ちのめされる。

だから、
相手を思って
ではなく、
自分が不快な気分になりたくないから、
他人に暴力的な言動はしたくない。

それにしても、
びっくりしたんだけど、
丸刈りにした監督たちは、
日常的に暴言や暴力があったということ。

きっと、
魔族なんだと思います。