日向灘で地震が起きました。
南海トラフ地震の震源域で起きたので、
南海トラフ地震の前兆ではという文字が、
あちこちで見られました。
ずっと言われ続けている南海トラフ地震。
いつ起きてもおかしくないと言われ続けて、
でも、いつ起きるのか、はっきりとは分からない。
それでも、
必ず起こると言われている。
もし起きたら、
静岡から宮崎までの広範囲で被害が出ると言われている。
広範囲だと、
救助の手が足りなくなると言われている。
しばらく、助けは来ない可能性がある。
11年前、
東日本大震災が起こった時、
私は会社で仕事をしていました。
たまたまテレビを見ていた社長が、
地震の映像を見て、
びっくりして、皆を呼んだのを覚えています。
テレビの中の映像は、
街中を波がさらっていく状況でした。
街の中に濁流が流れ込んでいるというより、
もともと川の中に建物が建っていたのかと思う様な様子でした。
それまでも、
川の氾濫の様子などを見たことはあったけれど、
あんな勢いで流れて行く街を見たのは初めてでした。
阪神淡路大震災の時は、
倒れるビルや高速道路の映像に、
こんな大きなものが、
簡単に倒れてしまうのかと
本当に驚いた。
あの地震以降、
家の家具の配置を見直した人が多かったんじゃないかな。
私も、
背の高い家具は、
寝室には置いていないし、
そもそも、背の高い家具を買わなくなった。
地震も台風も、
天災だから、ある程度は仕方ないのかもしれない。
どれだけ備えていても、
何十メートルもの津波が押し寄せて来た時、
助かる方法なんてあるんだろうか。
でも、
命を奪われてしまうのは、
なんとか避けたい。
どうすればいいんだろう。
津波から逃げるには高いところ。
とりあえず、
標高の高いところで、
すぐに移動できるところを調べておかないと。
日向灘の地震もそうだけど、
夜中に起きることも想定して、
明かりや防寒具を、
すぐに手に取れるところに置いておかないと。
まずは安全なところまで逃げないと。
生き延びてこその、
避難生活の心配だからね。