ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

結婚と言う権利について

同性婚の話の続き。

実は、
自民党の冊子配布を受けて、
抗議デモがあるという話を聞いて、
その話を、
職場でしたんです。

相手は50代後半。
世代的に、同性愛に対して否定的なのかな。

いや、
こういう事に、
世代なんてものを持ちこむこと自体が、
差別になるかな。
いけない、いけない。

でも、
以前から、同性愛に対して、
どうやら否定的な感情を持っていることは
伝わってきていた。

その時のやりとり。
相手:「同性愛を否定してないんだから、
    結婚まで求めなくてもいいだろ。
    どうして、結婚まで認めろって言うのかな。」
私:「結婚しないと認められない権利があるんですよ」
相手:「何があるの?」
私:「(遺産の)相続が出来ますよ」
相手:「遺言書 書けば良いじゃない」
私:「命に関わるような時でも、病室に入れません」
相手:「ん~。でも、やっぱり世間体が悪いだろ」
私:「・・・(世間体? 結局 そういうことかあ)」
相手:「結婚まで求めなくても良いって思わない?
    同性愛は否定してないんだから」
私「・・・(思わない)」

相手の方は、
どうも、同性婚を「認めてあげる」という
上から目線の感じがして、
途中から、
ちょっと話をする気持ちが無くなってしまった。
LGBTQの方たちは、
こういう考えに、常に傷つけられているんだろうな。

でも、
私も、よく考えると、
婚姻関係になると認められる権利について、
あんまり知らない事に気づいた。

婚姻関係なら、
遺言無しでも、当然の様に相続できる。
婚姻関係なら、
命に関わるときに、病室に当然の様に入ることが出来る。
婚姻関係なら、
国籍が違っても、配偶者ビザがおりる。
婚姻関係なら、
血のつながりが無くても、
相手の子どもと親子関係になれる。

それが、
同性婚が認められていない日本では、
すべてが認められない。

当然の様に結婚している相手さんには、
世間体が悪くなるのに、
どうして結婚にこだわるのかが
きっと理解出来ないんだろう。

完全に平等と言うのは無理かもしれない。
でも、
それでも、
出来る限り、皆に平等の権利があると良いなと思う。

そんなお話。