ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

同性愛について書かれた与党の冊子

自民党の国会議員による
神道政治連盟国会議員懇談会の先月の会合で
「同性愛は依存症」「回復治療の効果が期待できる」
などと記された冊子が配られた。

さて、この冊子。
会合で配るくらいだから、
本気でこういう考え方を持っているんだろうな。

世界中で、
『LGBTQ』という言葉が認知されている今、
正々堂々と病気扱いしてくるなんて、
逆にすごい。

私自身は、
今まで同性に対して恋愛感情を持ったことはないけれど、
かと言って、
異性なら、すべての人に恋愛感情を持つわけでもない。
というより、
恋愛感情を持つ理由が、
自分自身でも良く分からない。

日本では、
結婚と言う制度は、
男女が子を産み育てる関係を社会が保護するという目的で定着した。
だから、
同性婚を認めないし、
認めない事は、合憲であるというのが、
今のところの司法の判断。

つまり、
日本では、
結婚する際に、
恋愛感情の有無は関係ない。
子どもを産み育てることが出来れば良いってこと。

そんなことはないでしょ。
婚姻関係の中には、
夫婦としての生活だってあるはず。

実際、
核家族化が進んでいる現代。
子どもが大人になったら、
家を出て、
別居しているお家が多いはず。

そうなったら、
もう子どもを育ててはいないけれど、
婚姻関係は継続していくし、
そんな関係について、
誰もおかしいとは思わない。

なのに、
それが、
同性になった途端、
「子どもを産み育てない」と言う理由で、
認めないと言い出す。

「好きな人と結婚したい」という気持ちは同じなのに、
同性だと、
いきなり障害や病気だと言われてしまう。

そもそも恋愛感情って、
どういう仕組みで芽生えるんだろう。
子孫を残すという、
本能に基づいた感情なのかな。
だから、
子孫を残せない同性愛を否定するんだろうか。

ただ、
こういう考え方って、
同性愛だけでなく、
いろんな事情で、
子どもを産み育てることが出来なかった人に対しても、
否定的になりそうで怖い。

人間は、皆違う。
同じ人なんて、1人もいない。
人権は、多数決で決める事では無いと思う。
ましてや、
少数派だからといって、
攻撃したり、排除したりするべきでは無いと思う。

出来る限り、
共生できる道を探って欲しいと思います。