ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

婚姻関係ってなんぞや

同性婚を認めないことは、
『婚姻の自由』や「法の下の平等』を侵害しているという
訴訟が大阪であった。

判決は、「違憲ではない」だった。

私は、
身体的に女性として生まれて、
心も女性で、
恋愛対象は、
今までは異性だった。

だから、
身体と心の相違で悩むことも無かったし、
恋愛に関しては、
周りから差別を受ける事も無かった。

でも、
よく考えてみると、
なぜ、私は自分のことを
女性だと思っているんだろう。
なぜ、恋愛感情を異性である男性にしか
感じないんだろう。

不思議だよね。
性別は、
染色体の組み合わせが違う、
ただそれだけ。

女性になるために、
勉強したり、訓練したりしたわけではない。

でも、
なぜか自分は身体も心も女性だと思っている。

一方で、
身体の性と心の性が違うと感じる人もたくさんいる。
恋愛感情を、同性に対して感じる人もたくさんいる。

心って、
どこにあるんだろうね。
イメージは胸のあたりだけど、
実際は脳なのかなあ。

でも、
脳の仕組みって、
まだすべてを解明されていないし、
脳もすべてを使えてはいないと、
聞いたことがある。

私の脳だって、
まだまだ変化が起こる可能性はある。

今までは相違を感じなかった
身体の性と心の性が違うと思う日が来るかもしれない。
同性に対して、
恋愛感情を持つかもしれない。

その時に、
その人と、戸籍上家族になりたいと思っても、
今の日本の法律では、認められない。

同性婚が認められない理由は、
男女が子どもを産み育てながら共同生活を送る関係の保護が婚姻制度の目的
だから。

男女ではないから、
子どもを産むことが出来ない。

これって、
男女だったとしても、
子どもを産むことが出来ない場合は、
婚姻関係だと認められないって事かしら。

子どもって、
『授かりもの』なんて言葉もあるくらい、
作ろうと思って出来るものではないよね。

そんなこと、
今どきの日本の大人なら、
誰でも分かる事だと思う。

もしかすると、
家族や親族の中で、
「子どもが出来ないなら夫婦と認めない」
なんてことを言ってる人が、
いるのかもしれないけど、
そんな言葉、聞く価値は無いと思う。

少子高齢化が問題になっているから、
子どもは、
たくさん生まれて欲しいと思う。
でも、
それとこれとは話は別でしょ。

子どもが出来ないから夫婦ではないなんて、
どう考えてもおかしいし、
ましてや、
経済状況が人ぞれぞれ違うんだから、
子どもを育てながら共同生活をしなければ、
夫婦ではないなんて、
理解に苦しむ。

誰かに迷惑を掛けたり、
傷つけたりしないのであれば、
性別をどう感じようと、
誰を愛そうと、
誰と家族になろうと、
自由であるべきだし、
守られるべき権利だと思う。

婚姻関係を求めるのは、
財産を分け合えないとか、
危篤状態の時に立ち会えないとか、
そういういざという時の関係性の保証が無いからなのに、
子どもを産み育てると言う部分だけで、
認めないなんて、
時代錯誤だよな。

今をしっかり見て、
全ての人が幸せになるように、
変わって欲しいものです。