アメリカのトランプ大統領の、
関税に関する12か国へのお手紙が、
昨日 送られたらしい。
今日のニュースでは、
日本への関税は、
一時停止分は、
今の10%に上乗せ分を乗せて24%だったのに、
なぜか25%だと言って来たみたい。
さて、
その関税率になったら、
どれくらい、
日本経済が落ち込むかという、
数字も紹介していたけど、
25%だと、ー11%とかだったかなあ。
そうなることを予想してか、
円が売られて、
円安が少し進んだみたい。
関税が上がるうえに、
円安にもなって、
アメリカへの輸出を行なっている企業にとっては、
今後の収益予想も、
大きく変えないと行けなくなるだろうね。
専門家の皆さんも、
日本経済への影響は大きいと、
口をそろえて言ってるけど、
いったいどうなっていくのだろう。
2024年度のアメリカの貿易赤字は、
過去最大だったらしくて、
赤字の相手国の1位は、
さすがの中国。
日本は7位だったらしい。
日本に対する貿易赤字を、
どうやっても解消したいと言う、
トランプさんの意気込みは分かるけれど、
関税がどんどん上がって行くようだと、
アメリカへの輸出も見直す企業も増えるのかもしれないな。
ただね、
輸入額が多いということは、
アメリカ国内で、
海外製品の需要が多いということでもあるから、
それが、
高い関税を上乗せされた価格だと、
今まで通りには流通しなくなるんじゃないかなあ。
日本の製品を好んで買ってくれていたアメリカの人にとっては
あまりありがたい話では無さそうなんだけどね。
とは言え、
アメリカの産業や雇用を守るというのも、
大統領として、
大事な仕事だって事も、
分かるけれど、
ただ、
そのやり方がね、
いちいち、
大騒ぎになってしまうのが、
皆、困ってしまっているんだろうなあ。
今回の関税についても、
自動車業界では、
『裾野が広い』から、
影響は大きいって言ってたなあ。
5月の『景気動向指標』というものも、
4年10か月ぶりに悪化と表現されたらしくて、
ますます景気は悪くなるような感じ。
一方で、
水産物の中国への輸出は再開されたとかで、
こちらは、
少しずつ回復していくのだろうか。
お金が全てでは無いけれど、
でも、
一部ではあるわけで、
景気が悪く成れば、
庶民の生活は、
どうしたって苦しくなるからね。
裾野だけを切り捨てるような対策だけは、
しないで欲しいと思っております。