ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

確定申告が終了

父の確定申告申請書を作りました。
数年前から、
母に頼まれて、申請書を作っているのですが、
去年からは、
母も入院していたので、
医療費の額が、かなり高額になりました。

今年の自己負担額は、
両親合わせて、200万円を越えました。

毎月支払っている分には、
これほどとは思っていなかったのですが、
合計してみると、
やっぱり医療費って、
家計を圧迫しますね。

あくまでも自己負担額ですから、
実際は、その4倍の800万円を
国から医療機関に支払ってもらっていることになります。

私自身もそうですが、
毎月、健康保険料を支払っていて、
その負担額の多さは分かっています。
せっかくもらったお給料なのに、
税金やら保険料やらで、
手元に残る金額は減ってしまう。
なんだかなあなんて、
健康な人なら、
つい思ってしまう。

その一方で、
両親の様に、多額の医療費を払っている人もいる。
そういう人の、
自己負担額以外の医療費については、
他の人たちの支払った保険料を使っていることになる。

申し訳ないと思う気持ちも、
もちろんあるけれど、
両親も、
好き好んで、施設に入所しているわけではない。

同じように、
日本中で、
病気やケガの治療をしている人たちがいて、
治療費を捻出しているんだろう。

健康でいられるかどうかは、
生まれ持った身体によるものが大きい。
生まれつき病気や障害を抱えている人たちもいるし、
大量不調になりやすい人だっているだろう。

そういう人たちは、
身体もしんどいだろうけど、
経済的にも大変だろうと思う。

健康でいられると言う事は、
本当に恵まれている事だと思う。

日本という国の財政を考える時に、
少子高齢化は大きな問題だ。
お金を生む世代が、どんどん減っていき、
お金を必要とする世代が、どんどん増えていく。
人間は、
歳を取るにつれ、
身体の不調が起きやすくなり、
それは、医療費も増えると言う事だ。

私自身、
いつまで健康でいられるか分からない。
そして、
いつまでお金を稼ぎ続けられるかも分からない。

でも、
私が、病気になって、
お金が稼げなくなったら、
両親の医療費は、
いったい誰が支払ってくれるのだろう。

そう思うと、
なんとしても、
両親を看取るまでは、
健康でいなくてはと思う。

こんな思いをしている、
私と同世代の人も多いのではないだろうか。

国はあてにならない。
年金も健康保険も、
すべてを助けてくれるわけではない。

「老後資金は、各自で準備してくださいね」
そんなことを、
政府は平気で言っている状態だ。

両親の事も心配だけど、
自分自身の老後だって心配だ。

お金が全てではないけれど、
お金が有れば、問題が解決するのも事実だ。

いったいいくらあれば、
老後の心配は無くなるんだよ。

こういうことを考えると、
長生きするのが怖くなる。