ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

正論をぶつけられると、絶対勝てない

「一を聞いて 十を知る」という言葉が有る。
察しが良いのか、
関連付けて、考える能力が高いのか、
とにかく、
『頭が良い』というのは、
こういう人の事を言うんだろうな。

で、
私の会社の社長とパートさんは、
「一をすると、十に気づく」タイプなんじゃないかな。

たとえば、
1つの業務をし始めると、
それ以外の業務の問題点に気づいてしまう。
本当に不思議なんだけど、
気づいてしまうんだよね。

多分、
細かい事が気になる、神経質な人たちなんだろうなあ。
さらに、
真面目だから、
気づくだけではなく、問題を解決しようとしてくれる。

しかし、ここで問題が起こる。
他の業務に問題が有ることが分かった事自体は、
良い事だと思う。
でも、
それに手を付けてしまうと、
今から始めようとしている業務に取り掛かれない。

さて、
こういう時、
どうすることが正解なのか。
問題に気づいているのに、
そのまま放置してはいけない。
すぐに解決しないといけない。
というのが、正論だと言う事は分かる。
分かるけど、
今、急いで取り掛からなくてはいけないのは、
その業務ではない。
しかも、
今、すべきなのは新しい業務なのだ。

私なら、
もともと大雑把な性格だから、
とりあえず、そのままにしておいて、
急ぎの業務を片付けて、
その後に、見つけた問題に取り掛かる。

でも、
層は出来ないから、
細かい事に気づくんだろうなあ。

さらに、
困るのは、
そうやって、
見つけた問題を解決しようとする時に、
他の人を巻き込んでしまう事が、
ちょくちょくあるって事。

「ここ、間違っているのに気づいたんですけど」
・・・
・・・
えっ?
私が対応するのかしら?

・・・
・・・
えっ?
今?

なんてことを、
心の中で呟きながら、
「分かりました。直しておきます」
と答えざるを得ない、
正論の圧力。


間違っていることを分かった上で言います。
正論で攻撃されると、
反撃できないだけで、
決して、同意しているわけではない。

今じゃなくて、
後じゃ、ダメかなあ。
って言うか、
それくらいの細かいミスなら、
目をつぶってもらえないかしらなんて、
適当な性格の私なんかは、
つい思ってしまう。

でも、
真面目で、
常に正しい人たちには、
そういう言い分は通らないんだよね。

決して、
やらないとか、やりたくないとか、
言ってるわけではない。
今はちょっと余裕が無いから、
後回しにしたいなとか、
細かいミスなら、
手直しする手間暇を考えると、
目をつぶってもらえないかしらなんて、
つい思ってしまうのよ。

でも、
ダメなんですよね。
正論で押して来る人には、
目をつぶって的なお願いは通りません。

はあ。
正論って、時と場合によって、
強敵だなあ。

正しい事より、
仕事片付けたいなあって思ってしまった、
そんな日でした。