私の仕事のひとつに、
文書や見積書の清書というのがあるんだけど、
それを頼んでくる、
前社長が、
とにかくやり直しが多くて嫌になる。
下書きをして、
清書を頼んでくる時点で、
書き直すつもりでいるらしくて、
清書したものを渡すと、
その瞬間に、
修正加筆するための赤ペンを持つんだよね。
その行為が、
とにかく嫌だ。
最初から赤ペン持って読むって事は、
やり直す気満々って感じしない?
もちろん、
お客様に出す文書だから、
しっかり見直すことは大切だと思う。
でも、
その前に、
たとえ下書きとは言え、
手直しすることを前提に作るという考え方が、
どうにも共感できない。
清書を、
いくら部下とは言え、
他人に頼むのに、
何度も何度も手直ししては、
やり直しをさせるって、
ちょっと神経図太くないと出来ないよなって、
ある意味、すごさすら感じる。
それが、
たまにではなく、
清書する文書の100%が、
手直し案件だからね。
今日なんて、
A4用紙2/3くらいの文章を、
なんだかんだと10回はやり直しした。
ここまで来ると、
さすがに、あきれてくる。
でも、
本人は、「推敲している」つもりなんだと思うけど、
作家でも記者でもなく、
仕事上の連絡事項や約束事項、見積書を書いているだけで、
10回近くの加筆修正って、
一般的なんだろうか。
他の会社の事情を知らないので、
ただもやもやとするばかり。
ああ、
このやり直しが無くなったら、
もっと、時間に余裕が出来るのにな。