ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

不景気でも、めげずに仕事しよう

今週は、木曜日が祝日だったおかげで、
今日は、たった1日働いただけで、
お休みがやって来るという、
なんとも幸せな気持ちで仕事が出来る。

はずだった。
いや、
仕事の量自体は、
それほど多くもなく、
大きなトラブルも無く、
業務自体は順調だった。

だかしかし、
相変わらず、
言い方に棘がある社長のおかげで、
何度か、
嫌な気持ちになった。

まずは、
前社長が、
「今年の利益に余裕があるなら、
 必要なモノを購入したり、
 修理の必要なモノを修繕した方が良い」
と言ってきたんです。

よくある『予算消化』みたいな感じだよね。

それで、
冗談のつもりで、
「新しいトラック買っちゃいますか」
って社長に言ったら、
「どれだけ余裕があるか分かりもしないのに、
 そんな高いものを買えるはずないだろ」
って、
大真面目に怒って来たんです。

しかも、
「利益に対して、
 どれぐらい税金が掛かるか知ってるのか」
なんてことまで言われてしまった。

そんなこと、
分かりませんよ。
税金の計算がスイスイ出来るくらいなら、
税理士さんに、
給与計算や納税の手続きを頼むはずないじゃないでしょ。

っていうか、
冗談が通じない事にびっくりしてしまった。
もちろん、
こちらが冗談のつもりで言った言葉を、
真に受けられてしまうことは、
確かにある。
でも、
私の会社のトラックは、
中古で手に入れたもので、
以前から買い替えたいって希望は、
何度か出ていた。

だから、
間に受けたからって、
怒るほどの事でも無いと思うんだけどな。
って、
その反応に、ちょっと怖くなってしまった。

なんていうか、
会社の売り上げや資産に対して、
神経質になってる気がしたんだよね。

社長だから、
会社の経営状況に対して、
意識が強いのは分かる。
分かるけど、
そんなにピリピリするほどの器の大きさじゃ、
経営者としては、
ちょっと心配だなって感じ。

そりゃあ、
あまりにずさんで、
借金まみれっていうのも困るけど、
もう少し、
どっしり構えていても良いと思うんだよな。

幸い、
私の会社は、
前社長の方針のおかげで、
借金も無く、
土地も社屋も、
前社長の持ち物なので、
賃貸料なんかも無い。

だから、
金銭面に関して、
そんなにびくびくしなくても良いと思うんだよね。
コロナウイルス半導体やエネルギー問題、
ウクライナ侵攻や円安、
様々な要因で、
いつ 会社がしんどい状況になってもおかしくはない。

10月度の売り上げが、
それまでの月に比べて、
6割くらいに落ち込んだ途端
「赤字だ。どうすればいいんだ」って言いだすくらい、
危機感が強いんだよなあ。

私は、その点、
楽観的すぎるので、
世の中が不景気に苦しんでいる中、
今まで、順調だったことが、
逆に幸運だっただけではないか
って思って、
あまり気にしていないけどね。

仕事が少なくなったり、
売り上げは少なくなった時に、
今まで、忙しさに追われて、
手を付けられなかった、
営業や広告に力を注ぐことが出来る。

仕事が暇になると、
経営者は不安になるのは当然だ。
でも、
現場にとっては、
時間に余裕が出来、
そのおかげで、心にも余裕が出来て、
仕事が丁寧になるし、
出来栄えも良くなる。

そうすれば、
不景気な時でも、
声を掛けてくれるお客さんの満足度は高くなり、
景気が良く成れば、
もっともっと仕事を頼んでくれるようになるかもしれない。

まあ、
そんなにうまくはいかないだろうけど、
そういう可能性だって、
ゼロでは無いのだ。

忙しすぎると、
仕事が雑になったり、
お客さんへの対応や扱いも雑になってしまう。

私も、
今年の前半は、
新規のお客さんが多くて、
忙しさで、
かなり仕事が雑になってしまっていたと思う。

自分でも、
そのことに気づいているのだが、
時間に余裕が無さ過ぎて、
改善する余裕すら無かった。

今は、
仕事量が減って、
1人1人のお客さんに、時間を掛けて対応出来るし、
仕事も丁寧にすることが出来る。

だから、
暇な事を、
あまりマイナスには感じていない。

今こそ、
力を蓄える時間。

しっかり力をつけて、
大きな仕事が来ても、
こなせるようになれば良いのさ。

仕事も会社も、
続けていくことは、
とても大変。
でも、
なんとか続けていければ、
また良い時期は、
きっと来るはず。

と信じたい。

誰かが言ってた。
『信じる者は救われる』
ってね。