昨日、平日に休みをとれたので、
市役所に行って、
両親の高額医療費制度の申請をして来ました。
この制度、
普段 病院に行かない人だと、
制度自体を知らないんじゃないかなあ。
医療費控除とかだと、
年末調整や確定申告の話題で聞くことある。
年間の医療費が
10万円を超えた分を控除してもらって、
還付してもらえるんですよね。
でも、
私の様に、
健康な人は、
年間10万円を超えるような事は、
はなっから無いと思ってる。
でも、
それは、
とても幸せな事なんだと、
ここ数年 強く思います。
私の父が身体を壊したことをきっかけに、
介護施設に入所して、
その後、
母も体調を崩して、
約2年 入院。
その後も、
車いすの生活が続いているために、
介護施設でお世話になる事になりました。
その入院していた頃の医療費が、
かなり高額になっていて、
市役所の保険課から、
「申請をしてください」
というハガキをもらって、
申請に行ってきました。
申請の手続きについては、
両親は、国民健康保険に加入しているので、
管轄の自治体によって違うかもしれませんが、
医療機関で発行してもらって領収書があれば、
簡単に申請手続きは出来ました。
さらに、
両親の場合、
2人とも、
窓口には行けない状況だったのですが、
電話で問い合わせてみると、
娘の私でも、
身分証明書を持参すれば、
代理で手続きをすることが出来ました。
よく考えると、そうですよね。
高額な医療費を払っている人が、
自分自身で窓口に行けない状況は、
あり得ることですから。
医療費控除もそうですが、
医療費というのは、
家計への負担が、
やはり大きい。
大きいけれど、
それでも、治療を受けないわけにはいかない。
日本でも、
経済格差というのは存在して、
経済的な理由から、
食事が満足にとれなかったり、
教育の機会が制限されたり、
そういう問題が多く存在している。
医療でも、
借金して、医療を受けなければいけない
という場合もあるだろう。
私だって、
医療費負担が2割や3割だから、
窓口で自分の財布から支払うことが出来ている。
税金が、
どんなことに使われるべきなのか。
経済を発展させることも大事だろう。
紛争が起きている世界の国々に対して、
軍備を固める事だって、必要なのかもしれない。
でも、
それと同じくらい、
つらい立場にいる人たちの助けになるような、
そんなお金の使い方も、
してもらいたい。
そうじゃなきゃ、
そのうち、誰も税金を納めなくなると思うよ。
