ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

自分も乗ったことがあるからこそ、怖くなる

知らなかったんだけど、
京都の保津川下りの船で、
転覆事故があって、船頭さんが2人亡くなったそうです。

私も、
一度だけ、保津川下りの船に乗ったことがあるんだけど、
まさか、
転覆するかもしれないなんて、
乗った時は思わなかった。

知床の観光船の事故の時も思ったけど、
公共の乗り物っていうのかなあ、
そういうのって、
勝手に、
『安全に違いない』って思いこんでる。

電車でもバスでも、
観光船やロープウェイ、
そして、エレベーターとか。

そういう乗り物全てが、
安全に運んでくれるものだって、
信じ切ってる。

だから、
乗ることに対して、
まったく躊躇も心配もしないし、
安全面を確認しよう
なんて気持ちすら、
私の場合は無いですね。

でも、
飛行機だけは、
子どもの頃の、日本空港の墜落事故以来、
怖くて、
高校を卒業するまで、乗ったことが無かった。

初めて乗った時は、
電車なんかとは違う、
独特の雰囲気に、
緊張しすぎて、怖さはそんなに感じなかったなあ。

ただ、
高度が上がった時の、
三半規管がしんどくなる感じはあったし、
シートベルトは、
目的地に着陸するまで、
外せなかったような気がする。

その後、
何度か乗ったけど、
便利だと思う反面、
やっぱり怖い乗り物だとは思ってる。

でも、
乗り物の事故の可能性で言えば、
自分で運転する車の方が、
きっと何倍も高いのだと思う。

1月に、
他の車との接触事故を起こして以来、
自分が、
事故を起こす人間なんだと、
常に思っている。

だから、
自分が運転する時には、
出来る限り、
気を付けて、
無理な運転はしないように心がけてはいる。

でも、
乗せてもらう乗り物に関しては、
まったく疑わないんですよね。

信頼するための根拠なんて、
言われてみれば、
何もないんだけど、
なぜか、
「大丈夫」
「安全に違いない」
って思えちゃうんだよね。


なのに、
過去に乗ったことがある船で、
転覆事故が起きて、
死亡者まで出たなんて、
私の、
根拠の無い信頼が、
一気に吹き飛びました。

運の良し悪しなんて、
言ってしまってはいけないんだろうけど、
あちこちで起きる交通事故や、
災害などのニュースを見ると、
どれだけ用心していても、
どれだけ注意していても、
巻き込まれてしまう事は防ぎきれないし、
ちょっとした偶然の積み重ねで、
結果ががらりと変わってしまうんだと思う。

そう考えると、
人生って理不尽だよね。

だからこそ、
今を大切にして、
楽しまないとって思います。