今年の夏、
一度もお目にかかっていなかった
ゴキブリに、
帰り道で遭遇しました。
しかも、
飛んでた。
そうだったね。
ゴキブリは、羽根があって、
飛ぶんだった。
どこからともなく、
現れて、
すごいスピードで這って動くから、
飛ぶんだってことを、
つい忘れてしまうけど、
飛ぶんだよ。
見た目からして、
極悪環境にも負けない感じがするけれど、
今年の夏の暑さでは、
動きが鈍くなるのか、
ぜんぜん姿を見なかったのに、
まさか、
屋外で、
出くわすとは。
どのくらいの大きさだったかなあ。
5センチくらいかなあ。
バイク置き場で、
前方から飛んできて、
あろうことか、
私のバイクのシートの上に
着陸。
その後は、
私のバイクのボディを伝いながら、
地面に移動。
さらに、
私の足元に向かって、
這いながら移動してくる。
ゴキブリの何が怖いって、
人間に向かってくるところ。
殺虫剤を吹きかけていたって、
どんどん、
こっちに向かって、
すごいスピードで移動してくる。
あの恐怖はすごい。
だって、
殺虫剤を吹きかけてるんだよ。
絶対に苦しいはずなのに、
それに向かって来るって、
どういう心理なの。
怒ってるの、
びっくりしてるの、
それとも、
あまりの苦しさに、
方向感覚がマヒしちゃうのかしら。
とにかく、
ゴキブリの怖さは、
家の中だろうが、
突然現れて、
その存在を知らしめておいて、
あっという間に、
姿を隠してしまうところだよ。
もしも、
寝室でゴキブリに遭遇して、
その後、
姿を隠されたら、
朝まで、
どこかにゴキブリがいるんだという
恐怖を感じながら、
寝ないといけないんだよ。
想像しただけで、
嫌だよ。
寝ている間に、
身体の周りを這ってたら
なんて余計な事を考えて、
自分で自分を恐怖に陥れてしまう。
寝ている時に、
嫌だと言えば、
なぜか、
顔の周りを飛び続ける蚊。
聞こえてくる
プ～ンみたいな羽音。
さらに、
足やら腕やらを刺して、
かゆみを与えて来て、
ゆっくり寝てられやしない。
夏は、
虫たちに取って、
活動が活発になる時期だから、
ある程度は仕方ない
とは思うモノの、
諸事情で、
共生は、
私はちょっと難しいかなあ。
でも、
まだまだ猛暑日が続くみたいだから、
ゴキブリさんには、
会わないまま、
秋を迎えられると思ってたのになあ。
家に帰って来て、
さっそく、
台所にゴキブリ用の殺虫剤を、
吹きかけておきました。
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やっぱり、
食べ物のあるところに、
やって来るからね。
出来うる限り、
お会いせずに過ごしたいものです。
