ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

読書バリアフリーって知ってる?

今日、
テレビを見ていたら、
『読書バリアフリー』について、
当事者の声を紹介していた。

この『読書バリアフリー』。
視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律
と言うモノがあることを、
今日、初めて知りました。

ほぼ、無趣味の私ですが、
そんな私にとって、
読書と言うのは、
数少ない楽しみの一つです。

その『読書』を、
いろいろな事情によって、
楽しむことが出来ない人たちが、
世の中には、
たくさんいるんだと言う事も、
初めて知りました。

特に、
紙の本と言うのは、
読む為には、
文字を見るための視力が必要で、
本を持ったり、ページをめくったりする
腕の力が必要で、
本を読む為の姿勢を維持する筋力なども必要だ。

今まで、
深く考えずに行なっていた、
本を読むと言う行動が、
こんなに、いろいろな条件が必要で、
それが困難で、
困ったり、悲しんでいる人たちがいるんだと言う事を、
思いもしていなかった。

幸い、
五体満足に生まれたおかげで、
今まで、
日々の生活を送るのに、
困った経験が、
ほとんどない。

見ることも、
聞くことも、
においをかぐことも、
味を感じることも、
歩くことも、
そして、
モノを持つことも、
決して、
当たり前の事では無く、
すごく恵まれたことなんだと、
気づかされる。

いろんなことが、
自分の思いのままに、
自由に出来ると言うのに、
私は、
その素晴らしさを、
すぐ忘れてしまう。

もちろん、
障害の有無は、
人間の優劣の基準ではない。

たぶん、
自由度の度合いの差ではないかと
思う。

価値観は、
人それぞれだから、
これは、
あくまで、
私個人の価値観だけど、
『自由である』
ということは、
すごく幸せな事だと思う。

障害の有無もそうだけど、
体格や性別、
その他、
いろいろな差で、
自由度は、
すこし違ってしまうと思う。

本を読むことが、
嫌いだとか苦手だとかいうのではない。
事情によって、
読書が楽しむことが出来ない。
何だったら、
本を読むことが好きだとか、
楽しみにしているのに、
読むことが困難な人たちなのです。

例えば、
視力に障害がある人たち。
腕力に障害がある人たち。
腰や背中などに障害がある人たち。

本を読むことが困難な理由も、
人それぞれで、
本を読む自由を、
奪われてしまう。
その事も、
初めて知りました。

恵まれた生活を送っていると、
それを、
つい当たり前だと思ってしまって、
ありがたさを忘れてしまうんだよね。

日々、
感謝と尊敬の気持ちを、
何歳になっても、
忘れてはいけませんな。

最近、
老眼が進んでしまって、
本を読むのも、
億劫になってしまっているけど、
自由に読めるうちに、
読んでおこうかな。