ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

七冠から八冠へ 肩書が変わる凄さ

とうとう藤井七冠が、
藤井八冠になった。

そのせいで、
というか、
その影響で、
棋士界は、
みな 『~○○段』という呼び名に変わってしまった。

知らなかったのだが、
タイトル保持者は、
サイン色紙にも、
そのタイトル名を書くのだ。

つまり、
タイトルを持っている時と、
タイトルを失った時で、
サイン色紙の肩書が違うと言う事だ。

こう言うモノは、
せっせと集められるものではないのだろうけど、
つまり、
藤井八冠の場合、
棋士デビューから、
今まで、
その肩書の変化ごとに、
サイン色紙を頂いていたら、
肩書が違うものが集まって来ると言う事だな。

いやあ、
なかなかシビアと言うか、
考え方によっては、
残酷な制度だな。

でも、
他の世界でも、
肩書で呼ばれている人は、
その肩書を失った瞬間、
そういう残酷さや屈辱感を感じる事もあるんだろう。

私のの場合、
前社長のことは、
社長を退いた今も、
『社長』と呼んでいる。

と言うのも、
社長を退いた後、
肩書について、
『アドバイザー』だとか
『株主』だとか、
自分のことを言うんだけど、
はっきりとした肩書を決めていないんだよね。

新社長に変わったとはいえ、
前社長は、
今も、「私は株主」と、
会社は自分のモノと言っていて、
会社の経営や業務方針については、
前社長の意向が強く反映される。
立場的には、
『会長』と呼べば良いんだろうけど、
ただ、
会長になるという取り決めはしてないから、
果たして、
その状態で、
会長と呼んでいいのやら。

というわけで、
十年以上、『社長』と呼んできて、
今さら、
『会長』と呼ぶのも、
なんともこっぱずかしいし、
本人が、
『社長』と呼んでも、
否定もせず、返事をしているので、
そのままになっている。

他の企業でも、
昇進や降格の人事が頻繁にあるところでは、
その都度、
肩書が変わるから、
呼び方が、
けっこう大変だろうな。

そういえば、
取引先で、
役職が課長さんの方に、
間違って、
~部長と呼んだら、
即座に
「課長です」
と訂正されたことがある。

その時、
ああ、肩書は、とても大事なモノで、
間違ってはいけないんだと、
知りましたね。

さて、
将棋界は、
今後も、
いろんなタイトル戦が行われて、
そのタイトルを、
誰が手に入れるのか、
まだまだ分からない。

私などは、
将棋を指さないし、
まさに、
にわかファンだけども、
人間を超えると言われるAIでさえ、
その展開を読み切れない、
そんな将棋の世界。

人間は、
まだまだ未知の能力を持っていて、
無限の可能性があるんだと、
そんな期待を感じさせてくれる、
そんな世界に、
ワクワクしますね。

藤井八冠のおかげで、
それ以外の、
魅力的な棋士の方たちを知ることも出来て、
楽しい世界が、
また増えたんじゃないかなあ。

世の中は、
まだまだ楽しい事がいっぱいだ。