今日は終戦記念日。
『終戦』という記念日があるということは、
日本は、
戦争をしていた国だという事なんだ。
今は、
幸せな事に、
戦争は行われていないけれど、
でも、
過去には、
間違いなく、
戦争をしていたんだ。
先週は、
広島と長崎で平和式典が行われたんだけど、
広島と長崎に、
原子爆弾が投下された過去も持つ。
恥ずかしい事だけど、
この歳になって、
初めて知ったんだけど、
戦時中、
日本も、
原子爆弾の開発をしていた。
1941~1942年あたりから始まった原子爆弾の研究は、
1945年4月13日の東京大空襲で被害を受けて、
研究が打ち切りになり、
その後、
広島と長崎に原子爆弾が投下され、
そして終戦。
敗戦後、
GHQにより理化学研究所の核研究施設は破壊された。
でも、
もしも、
日本が原子爆弾を完成させていたら。
もしも、
日本が他国に原子爆弾を投下させていたら。
そう思うと、
本当に恐ろしくなる。
もちろん、
投下されたのが、
日本で良かった
と言っているわけでは無い。
原子爆弾と言う、
恐ろしい兵器が、
日本人の手によって、
投下されなくて良かった
と思うのだ。
今も戦争をしている国があって、
命が奪われたり、
怪我をしたり、
家を破壊されたりしている。
戦争を始める理由が、
それぞれにあるのだと思う。
でも、
やはり、
戦争と言うのは、
手段としては、
選ぶべきではないモノだと思う。
かつての日本は、
日英同盟を理由に第一次世界大戦に参戦した。
この時、
日本はドイツに宣戦を布告しました。
ドイツが中国に持っていた鉄道や鉱山の採掘などの権益を手に入れようとしたのです。
そして、
第二次世界大戦は
開戦当初はヨーロッパに限定された戦争で、
日本とアメリカは参戦していなかった。
1937年7月から日中戦争を続けていた日本が、
1941年12月、真珠湾攻撃を行い、
太平洋戦争が始まったことでアメリカが参戦、
太平洋を含む文字どおりの世界戦争となった。
こうやって、
太平洋戦争がはじまったのだが、
戦争を始めた時から、
上層部は、
勝つ見込みが無い戦争だと思っていたと言われている。
とんでもない話だ。
当時の国民は、
天皇陛下に対して、
絶対的存在だと信じて疑わなかっただろうし、
つらい、
悲しい、
と思いながらも、
国の為だと耐え続けていたのに。
もちろん、
戦争は、
勝ち負けとは関係なく、
すべきではない
と思う。
人間は欲深く、
様々な理由で争うけれど、
でも、
命を奪ってまで、
手に入れなくてはいけないモノって、
何なんだろう。
戦後生まれで、
今のところ、
戦争を知らずに生きている。
出来る事なら、
戦争を知らずに人生を終えたい。
日本にいると、
忘れてしまうけど、
平和に過ごすという事が、
実は、
とても難しいんだ。
でも、
難しくても、
それでも
平和な世の中を目指さないと。
平和を願う人は、
きっと多いはずなんだから。