お通夜に行って来ました。
幸い、お葬式に行く機会が少なくて、
喪服も、
たぶんクローゼットに掛かっているだろうなあと
思ってはいたけど、
着られる状態かどうか、
ちょっと心配だった。
クリーニングには出して会って、
お店の札が付いたままだった。
その後、
数珠や鞄を探し出して、
とりあえず準備終了。
お通夜は夜7時からだったので、
6時半ごろ、
家を出ようと、
パンプスを履いたら、
ヒール部分が崩れ折れた。
いやあ、
皮製品って、
知らぬ間に劣化するんだなあ。
たしかに、
最近パンプスを履く機会無かったから、
最期に履いたのは、
10年以上前かも。
慌てて、
他に黒いパンプスが無いか探したら、
1足だけあって良かった。
でも、
それも、
お通夜から帰ってきて気づいたけど、
内側の皮がぽろぽろと破れて来てた。
これも処分だな。
お通夜は、
親族合わせて、
50~60人くらいの参列者で、
親しい人たちが集まった感じの、
温かい感じの式でした。
お通夜とかお葬式って、
ほとんど行ったことが無くて、
お焼香する度に、
緊張するね。
焼香の列にお孫さんたちもいて、
ああ、こんなに大きくなったなんだなあ
ってびっくり。
でも、
きっと、もっと大きくなるまで、
元気でいるつもりだったんだろうなあ
って思ったら、
泣けてきて、
その後、しばらく涙が止まらなかった。
人間って、
過去も未来も、
自分の思い通りにできること、
実は、すごく少ないんだなって思った。
自分で考えて、
自分で決めて、
生きているつもりだけど、
そんな自分の気持ちや意思を、
吹っ飛ばすような大きな力が、
世界には溢れている。
だったら、
今、自分がしたいことを、
後回しになんて出来ないよね。
後回しにしても大丈夫な保証が無いもん。
義務や責任も、もちろん大事だけど、
楽しい事も、出来るうちにしておこう。
そんな風に思う。
悔いを残さないなんてことは無理だけど、
やって良かったってことを
増やすことは出来そうだ。
さて、
何をしようかな。