ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

いざという時のこと

元首相が銃撃されて、命を失った。
こういう例は、すごく特殊なのかもしれないけど、
人の寿命と言うのは、
予想が出来ない。

たった今まで、
演説していた人が、
血を流して倒れている。
そして、
そのまま、息を引き取る。

聞くことは叶わないけれど、
ご本人は、
自分に何が起こったのか、
分かったんだろうか。
もしかしたら、
何が起こったのか分からないまま、
倒れて、病院に運ばれたのかもしれない。

そんな人生の終わりは、
さぞかし無念だったろう。

身近なところだと、
元社長の奥様が、
約1年の病気の治療をしていたが、
亡くなった。

去年の今頃は、
病気が見つかって、
でも、治療して、なんとか治してみせる
と話していた。

自覚症状があったうえで、
見つかった癌だったので、
本人も家族も、
そして私も、
大丈夫だろうかと不安だった。

それでも、
病気が見つかるまでは、
気づかないくらい、元気だったから、
手術して、
しばらくは治療するんだろうけど、
治るものだと思っていた。

けれど、
亡くなってしまった。
ご本人は、自分が死ぬなんて、
思っていなかったんだろうか。

治療が始まってからは、
なんとなく連絡することも憚られて、
経過はまったく分からないけれど、
病気を治療しながらも、
症状が悪化していくと言う状況は、
どれだけつらかっただろう。

病気の影響での身体の痛みや、
死ぬかもしれないという恐怖、
もっと生きていたいと思っていたのか、
もう解放して欲しいと思っていたのか、
これも、
ご本人でないと分からない。

どこかで聞いた話だけれど、
余命宣告を受けた人は、
夜眠るのが怖いらしい。
眠って、
もし、目覚めることが無いまま、
死んでしまったらどうしよう。
そういう恐怖があるんだって。

そうだよね。
「また明日」ってことばは、
明日もきっと、元気でいられると
信じられるからこその
言葉だもんね。

でも、
何が起こるか分からない。

終活なんて縁起でも無いって
思うけど、
それでも、
やっぱり、ある程度はしておこうと、
ここ数年、ずっと思ってる。

出来るだけ身軽になって、
亡くなった後は、
片付けに手間取らないようにしておきたいし、
パソコンや銀行なんかの、
暗証番号なんかも、
どこかに控えておかないと。

ちょっとさびしいけど、
おばちゃんになって、
人災の残りも少なくなったから仕方ないかな。