送迎バスで亡くなったお子さんのニュース。
連日の報道を見るのが嫌になるほど、
腹立たしい事件です。
普通に屋外で過ごしていても、
暑くて、
脱水症状や熱中症になる気温だと言うのに、
とくに高温になって危険だと言われている、
車内に1人で置き去りにされた女の子。
水筒は空になっていて、
洋服も脱いでいたと言う。
幼いながら、
必死で、暑さと闘っていたんだと思うと、
本当にかわいそうで、
余計に、保育所の所長をはじめとした、
関係者に対して、
怒りを感じる。
バスを降りた際、
バスの中を確認さえしていれば防げた。
さらに、
出欠確認の際に、本来出席しているはずなのに、
姿が見えないんだということに、
気づいていれば、亡くなることは無かった。
すぐ近くにいたのに、
誰も気づくことが出来なかったなんて、
いろんな理由を言っているようだけど、
どんな理由があったにせよ、
けっして許されることでは無いと、
私は思う。
亡くなったお子さんのお家の方たちは、
今、
自分自身を責めているのではないだろうか。
「あの幼稚園に通わせていなければ」
「通園バスに乗せていなければ」
そんな風に、思っているんじゃないかと思う。
生き物の命は限りがあるもので、
どんなに努力しても、
いつかは死んでしまう。
でも、
病気でも寿命でも無く、
こういう事故で、命を奪われてしまう事は、
命を全うしたことにはならない。
輪廻転生という考え方があるけれど、
もし、
生まれ変わることがあるんだとしたら、
こんな風に、
理不尽で、つらい亡くなり方をした人たちは、
次の生で、
幸せに長生きして欲しいと、
心から思う。
ニュースでは、
体温が40度近くになっていたのではないかと
言われているらしくて、
40度と言えば、
病院に運ばれるレベルでしょ。
そんな中、
どんな気持ちだったのか。
こんな小さいお子さんなら、
きっと、
保護者の方たちを呼びながら、
泣いていたんじゃないだろうか。
この事件以外でも、
車中に子どもを置き去りにする事件が、
たびたび起こっていると聞く。
これだけ、
車内は危険だと言われているのに、
事件は無くならないのか。
本当に腹が立つ。