ぼっちおばちゃん あきさんの日記

ぼっちだけど楽しく生きてます。 いろいろあるから面白い。  読書・ゲーム・お金 楽しもう人生。

金曜日ってことは、明日はお休み

『花金』なんて言葉が使われていた頃があったなあ。

私が子どもの頃は、
まだ土曜日はお休みでは無くて、
学校もお昼まで授業があった。

その当時の大人たちは、
週休1日で働いていたんだろうか。

いやあ、
実際大人になってみて思うけれど、
週に1日しかお休みが無いなんて、
身体がもたないよなあ。

私が最初に勤めた会社は、
今思うと、
なかなか厳しい勤務体制だった。

まず、
休みは週1日がスタンダード。
忙しい時や、
人が少ない時なんかは、
月に2回しか休みが無かった時もあった。

朝8時から夜8時までの12時間勤務もスタンダードで、
昼休みも、
新人の頃は、
先輩や上司が優先で、
パンなんかで15分くらいで済ませるなんてこともあった。

私が就職したころは、
バブルが弾けて、
就職氷河期と呼ばれたことだったから、
企業側も、
けっこう強気で、無理をさせていたと思う。

あまりに疲れて、
家に帰って、
晩御飯を食べながら、
気が付いたら、居眠りしてた
なんてこともあった。

そんな生活が5年くらい続いて、
ふと、
学生時代の友達が、
土日休みで、
みんなで旅行に行こうという話が出た。
けれど、
土日はおろか、
週に2日休むことが出来ない状況を、
猛烈に変えたくなった。

会社を辞めるなんて、
それまで考えたことが無かったのに、
なぜか、
急に思ったから、不思議だ。

それから、
働きながら、転職活動をして、
土日休みではなかったけれど、
完全週休2日のところに就職することが出来た。

休みが1日増えるだけで、
身体も時間も余裕が出来て、
毎日がすごく楽しくなった。

医療機関だったので、
ミスが許されない緊張感がつらいとは思ったけれど、
体力的には、
ずいぶん楽になったものだ。

事情があって、
実家に戻ることになって、
辞めることになったけれど、
勤めていた4年間は、
待遇的には、とても良くしてもらったと思っている。

その後、
2年間、
ある事務所で働くんだけど、
そこは、
隔週休2日制だった。
つまり、
隔週で土曜日は出勤しないといけないってこと。

休日の日数は減ったけれど、
この会社は、
勤務時間が、昼休みを含んで8時間だった。
朝9時に出社して、
夜6時には退社できる。
勤めていた2年間、
残業は、ほとんどしなくて済んだなあ。

と言うのも、
業務が、とにかく少なくて、
要するに、暇だったんだよね。
だから、
逆に、することを、
自分で考えないと、
退屈で、それが苦痛だったくらい。

その前の、
医療機関が、
とにかくバタバタと忙しかったから、
ギャップで、
最初のうちは、
のんびりして良いなあって思ったけど、
しばらくすると、
退屈で、
とにかく時間が長く感じて仕方が無かった。

結局、
暇すぎることで、
やりがいが感じられずに、辞めることになってしまった。

そして、
今の会社に入って、
15年が経った。

今までで、
一番長く勤めている会社である。

長く勤めているからこそ、
楽しい事も、
嬉しい事も、
たくさんあるけれど、
反面、
嫌な事や腹の立つことも、
どうしても起こってしまう。

ただ、
年齢があがってきたせいか、
感情が、
どんどん波立たなくなってしまっている。

それが良い事だとは、
けっして思わないけれど、
いちいち感情的になっても、
相手の態度や考え方が変わらないのであれば、
聞き流して、
さっそと仕事を終わらせたいって思うようになったんだよなあ。

いろんな人が、
いろんなことを考えていて、
似ている人に出会える可能性の方が、
きっと少ないんだ。
だから、
自分と違っているからって、
理解したり、近づけたりする必要は無くて、
譲りあうって言うのかな、
半分ずつ、主張を言い合うみたいな関係が、
一番うまくいく。

でも、
自分の意見や考えが、
絶対に正しいって思う人が相手の時は、
もう、
こっちが脇にどけて、
相手に真ん中を歩かせた方が、
きっと心が穏やかに過ごせる。

残り少ない人生、
負の感情で、
心を波立たせている時間なんて、
無いんだよ。